どうも！！非ポポタスです。
今回は双星の陰陽師、第105話「塵屑の憂い」の感想と考察を紹介していきたいと思います。
前話、104話では紅緒が石鏡悠斗と再開？したところで終わりました。今回はその続きからとなります。
無悪の目的、ろくろの動向が気になるところ。というか、陰陽師たちは今頃どうしているのでしょうか‥？流石にろくろが飛び出して14日以上経過して、何もアクションを起こさないとは思えない。その辺も注目かも。
なお、105話までのネタバレを含みますのでご注意ください。
あと、その前に‥次号、ジャンプスクエア6月号の双星の陰陽師についての新情報です。
なんと、久々の2話連続公開となるそうです。うれしい限りですね。
それでは、本編に戻ります。
それではどうぞ‥！！！
太陽の御霊と夙谷
今話は、陽の気で満ちた部屋、子供部屋での足羽とろくろのやり取りから始まります。
そして、足羽の口から太陽の御霊というワードが飛び出します。
曰く、「太陽の御霊は夙谷に封印されていた」とのこと。
話は800年前まで遡ります。
当時、夙谷を襲った陰陽師が居たそうです。その人物は究極の陽の呪力を持った太陽の陰陽師。
ろくろの先代に当たります。
以前の夙谷の婆娑羅たちにはツミノハラエはかけられておらず、全員が精鋭でした。
そして1年以上続く大戦となり、太陽の陰陽師は敗北しました。
この瞬間、太陽の陰陽師は御霊と器に分離したそうで、器は滅ぼされたが太陽の陰陽師の核となる御霊は封印されました。
まぁ、太陽の覚醒に必要な力が夙谷に奪われ幽閉された、と言う認識でいいと思います。
ここで気になるのは、2つ。
太陽の陰陽師の謎
「太陽の陰陽師は、過去に一度も覚醒したことはない」。石鏡悠斗の台詞です。
しかし、太陽に覚醒した陰陽師が夙谷を襲ったのは事実です。
ここで考えられるのは、夙谷を襲った陰陽師は太陽の陰陽師ではなく、太陽の陰陽師のモチーフになった人物であると言う説です。
つまり、彼の死後太陽の陰陽師の制度が生まれた‥となるわけですが、この説には大きな穴があります。
| 年号 | 1000年前 | 800年前 |
| 出来事 | 安倍晴明と蘆屋道満が双星の制度を生み出す | 太陽の力を持つ陰陽師が夙谷を襲う |
つまり、200年の矛盾があるのです。
ですので、夙谷を襲った彼は完全覚醒を遂げた太陽の陰陽師でしょう。
そして悠斗の台詞なのですが‥彼の敗北後、太陽に覚醒できた陰陽師は居ない。と言うことではないでしょうか？
まぁ、彼の敗北後、太陽の陰陽師の覚醒条件は超難化していますし。
また、ろくろの兄弟たちが夙谷に流れ着く理由は、運命に従い太陽の御霊を目指していたからだそう。
逆に太陽の御霊がろくろに取り付いた理由も同様のモノでしょう。
夙谷を襲撃した理由
これについてはいろいろ想像できます。
相方である太陰の陰陽師が奪取された、或いは自ら穢れの王を滅ぼしに来た。etc‥
以前、加布羅が太陽の御霊をみて暴走したことがありました。その因縁は、恐らくこの戦いでしょう。
まぁ、左頬に×印のある婆娑羅が加布羅に見えなくもない‥。
そして、この戦いには無悪、千怒も参加していた噂もあります。
まぁ、これ以上は推測できないので‥なんとも言えないのですが
また、夙谷発生の理由も気になるところです。加布羅は以前人間だったと言う説が出ていますので、夙谷での因縁ではないのかもしれませんしね。
今後の展開次第ではもう少しまともな考察が出来そうですが、今はこの辺りで引き下がることにします。
無悪に関する新情報
今話も、驚きの新情報が大量公開されていますのでまとめていきます。
無悪と太陽の御霊
以前から謎に包まれていた無悪と太陽の御霊の関係。
その真実が明らかになしました。
どうやら無悪が太陽の御霊を得たのは15年前。ろくろが現に逃がされた直後です。
それまでの間は、夙谷に封印されていたようです。
これには驚きです。てっきり最初から持っていたのかと思っていました。
では何故、15年前のタイミングで無悪は夙谷から御霊を持ち出したのでしょうか？
答えは、石鏡悠斗と出会ったから。
| 主要メンバー | 土御門有馬 | 鸕宮天馬 | ろくろ&悠斗 |
| 15年前の年齢 | 恐らく34歳 | 11歳（貴人継承） | 9歳 |
恐らく、雛月の悲劇の後逃亡する石鏡悠斗に関心を持ったことからでしょう。
無悪の行動の意味
無悪の目的は、
双星の陰陽師の力を我が物とし人間を絶滅させ、穢れの王さえも祓い、ケガレのみの世界を造る
と明らかになっていました。が、具体的ではありませんでした。
そんな無悪の行動の目的が具体的に明らかになったので紹介してきます。
と、その前に1つ。
以前の無悪のろくろに対する発言「貴殿を倒し、太陽の力を得るのは小生ではない」。今話はその意味の真意も判明しますので紹介しておきます。
では誰が力を得るのでしょうか‥？
答えは石鏡悠斗。どうやら紅緒の覚醒は未だ不完全。
その理由は、紅緒が双子だからです。その相方である石鏡悠斗の肉体にも太陰の情報が残されておりそれを得ることで完全な覚醒を遂げるそうです。
外道・泰山府君
無悪の目的は、穢れの王の力を奪い地球のすべての生物を剿滅すること。
それに使われるのが外道・泰山府君です。
その概要は、太陽の力と太陰の力を石鏡悠斗の肉体を媒介に融合させ生み出す人造の巫女。
無悪はソレを持って穢れの王を討ち祓うことにより、目的を果たそうとしています。
そして、外道・泰山府君のコントロールは無悪に委ねられるそう。
すると、今までの無悪の行動や発言と少し通ずるところが見受けられますよね。
例えば、石鏡悠斗に太陽の御霊の欠片を与えたこと。これは恐らく外道・泰山府君の予行練習ですね。
そして最近では、石鏡悠斗の肉体を得るために土御門島を襲撃しました。
無悪、やはり不気味です。
夙谷メンバーの謎
以前、夙谷にはツミノハラエという力を抑制する術がかけられているとお話ししました。
また、土御門島に襲撃してきた婆娑羅たちは、ツミノハラエがかけられているとは到底思えないほど強大な力を有していました。
そして襲撃メンバーの内、修多羅がツミノハラエを免除された特別な存在だったことから、他の面々も同様ではないかと考察していたのですが‥。
その答えは意外なもの。単純に、無悪にツミノハラエを解呪してもらったようです。
紅緒と無悪
紅緒は石鏡悠斗の再生された肉体を見せられます。
その様相は人間時とは異なり、ケガレ化が進んでいるよう。変色した肉体で、無悪曰く、そこに魂はないとのこと。
無悪は紅緒に自身の計画などを告げます。
- 紅緒の覚醒は不完全であり、石鏡悠斗の肉体に残る力を獲得する必要があると言うこと。
- 自分が人造の巫女、外道・泰山府君を生み出し穢れの王を祓うこと。
- その後、地球のすべての生物を剿滅すること。
- ろくろと紅緒には特別に2人だけの空間で永住を許可すること。
そして交渉を仕掛けます。内容は、太陽の力と太陰の力を明け渡せというもの。
しかし、紅緒との交渉は決裂。
紅緒曰く、無悪の言葉の主語はすべて小生は。そんな奴の言うことは信用できない。
更に、紅緒の目的は無悪を討つことだったので‥いきなり戦闘に。
紅緒の衝撃により石鏡悠斗の肉体は粉々に砕かれてしました。
ただ、少し気になるのは無悪の落ち着きようです。
計画の要である石鏡悠斗の肉体を破壊されたのに、声を荒げたのは破壊前の一瞬だけ。
そもそも、そんな大切なものを不安定因子である紅緒の前に晒すでしょうか？
また、紅緒の破壊直前の「‥」という石鏡悠斗の台詞がかなり気になります。
もしかしたら「石鏡悠斗に魂はない」は嘘かも。
‥と言うかもはや無悪は何をしても怪しいく見えてしまう。ただ言えることは、この程度じゃ終わらないと言うことです。
紅緒と無悪には元々因縁がないのでここでの戦いはあまり盛り上がらなさそうです。
無悪VS‥と言えば、土御門有馬との戦いを間近で見ていたろくろの方がしっくりきます。
今後の展開に期待ですね。
辺留の裏切り
そして地味に重要なのは辺留の裏切りです。
双星の陰陽師で顔を隠しているキャラクターには重要な役割がある。例はアニメ版の闇無、原作にも登場している12天将の鈩などです。
何かあるとは思っていましたが‥このタイミングでの裏切り。
まぁ紅緒を気にかける描写もあったりするあたり、ケガレを裏切るというニュアンスよりは紅緒を守るために‥というニュアンスのほうがしっくりきます。
現に、近くに居た山門を投げて他の婆娑羅たちの妨害をしていますしね。
というか‥山門の扱いが‥ww
辺留の裏切りにより、紅緒は石鏡悠斗の肉体を破壊することに成功しました。
辺留は全身装甲の大男で、素顔は不明。‥普通に素顔が気になります。
めっちゃ美形か、凄まじい傷跡があるかのどちらか‥？
もしかしたら夙谷を襲った太陽の陰陽師を知っている存在、800年前の戦争の関係者なのかもですね。
他の可能性は‥夙谷の幹部職で、紅緒を守る役割を与えられた家系の出身とかですかね？
そうすれば修多羅との差別化も出来ていていいバランスです。
まとめ
いかがでしたでしょうか‥？
今回はまとめることが多すぎて、かなり長くなってしまったと思います。
というか、伏線回収神過ぎ‥！！
今まで貼られてきた伏線がジワジワと回収されていきます。
更に次号は2話連続公開‥！！！無悪VS紅緒や、現の陰陽師たちの動向。一体どうなるのでしょうか‥
１０６話の考察と感想を貼っておきます。
時間のある方、紅緒やろくろの動向、１２天将たちの今後などが気になる方、双星の陰陽師好きの方は是非‥！
読んでやってください！！モチベーション、上がります。
最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>
また次話でお会いしましょう。
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