双星の陰陽師 第118話 「加布羅・昇天」 感想と考察

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どうも、非ポポタスです!!

今回は双星の陰陽師第118話『加布羅・昇天』の感想と考察を紹介していきたいと思います。

なお、双星の陰陽師最新話(2023/04/03)までのネタバレを含みますのでご注意ください。

それでは、どうぞ!!!!

※今話を読んでみて、加布羅は鬼滅の刃に登場する猗窩座に似ているように感じました。

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軍記と恵治

今話の冒頭は、過去の軍記と恵治。高校卒業時の2人ですね。

常にライバルとして青陽院で高めあってきた2人でしたが、最終的に主席だったのは軍記だったよう。

卒業時のスピーチは軍記が勝ち取ったようでした。

この頃から、軍記は男にもて、恵治は女性に人気だったようです。

ただ、この2人もなかなか不遇な扱いを受けていたようで‥

恵治は好色物などと揶揄されることも多かったよう。

ただ、恵治は、そんな視線に気付いていながら「俺って人気者」と流していました。ここが、恵治の人間として出来ているポイントなのかも知れません。

少し上の代は勘九郎さんや憲剛さん達がいて、下は蹉蛇桜ちゃんや勝神コーデリアちゃん。

化け物クラスの世代の間に挟まれた俺と軍記は何かと比較されることが多かった。

だが、天才斑鳩士門を弟に持つ俺はこのレースに対しどこか諦めムードがただよっていたんだ。

ただ、そんなように揶揄する者達に対し、軍記は‥

「若手の陣頭指揮に不安をおぼえるのは仕方ありません。しかし彼を非難するのは任務の成果を見てからにしていただきたい!好色物という点は否定ししませんが。彼が人の知らぬ所で血の滲むような努力をしているのを俺は知っています。」

と言うのでした。

また舞台は変わり、斑鳩、五百蔵合同任務へ。

部下を逃がすため殿を務め、負傷した軍記と、それに肩を貸す恵治。

「大丈夫か?」と問いかける恵治に、軍記は語ります。

「他のものは?」

「無事だよ。お前が身体を張ってみんなを逃がしてくれたおかげで。全く‥殿を務める次期当主なんて他にいないぞ!」

「この程度で退くようではお前には一生勝てん。」

「なんだよそれ?女たらしの俺なんて眼中にないだろう?」

すると、「ただの女たらしならな」と軍記は静かに答えます。

「いつも女性の前でヘラヘラしているにも拘わらず、お前は常に俺とトップを競ってきた。ただの女たらしではこうはいかん。」

「ライバルと思っていたのは俺だけか‥?」

そう言う軍記に、俺はここにいてもいいんだって、言ってもらえた気がしたんだよ。

御前試合のときもそうですが、恵治は周りに期待されていない、居場所がない、などと感じることが多かったようです。だからこそ、軍記の言葉は響いたのでしょう。

そして、加布羅戦でなくなった軍記を前に絶望の表情を浮かべる恵治。

また別のシーン。

恐らく天将12家の会議の後、恵治は志鶴と桜が2人で文献を読む様子を見て、黒い笑みを浮かべます。

「う~~~ん‥悔しいのが自分たちだけって想ってるのかなぁ‥。」

加布羅は最強クラスの婆娑羅。俺では差し違えることすら出来ないだろう。

道理では分かっていても譲れないものはたくさんあるんだ。

──ん?雑魚が出しゃばったって無駄にするだけだって?

そこはホラ!万が一があるかも知れないだろ?

進めば‥命がなくなる可能性は当然あるだろう。でも逃げれば魂は確実に死んでしまう。

──って軍記なら言う筈だ♫

こうして、恵治は加布羅に立ち向かうのでした。

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加布羅に届いた刃

思いを込めて突き立てた剣。

その想いが加布羅に届き、加布羅の右腕に刃が届きます。

しかし、斬り落とそうとするも呪力差が大きすぎて、逆に恵治の体に亀裂が走ります。

(呪力の差がデカすぎるつ‥押し切れねぇ‥!!)

「駄目だっ恵治兄ちゃん!!このままじゃ兄ちゃん自身が保たないぞ!!!」

呪力の差が大きすぎるため、攻撃するたび体に亀裂が走り、左目も失います。

ただ、諦めない。

「‥‥このっ‥腕だろ‥!?この醜い腕がっ軍記の命を奪ったんだろおおおおおっ!!!?」

剣を押し切り、対に恵治は加布羅の腕を奪います。

はじめて12天将でもない一般の陰陽師が、加布羅にダメージを与えました。

更に、一瞬怯んだ加布羅に、志鶴は追撃を加えます。

「加布羅ぁぁぁぁっっ!!!」

「筋肉さんっ‥」

加布羅に躍りかかる志鶴。

その右腕に、雲雀は大陰の呪装をかけます。

すると、志鶴の右腕がろくろの星装のような、硬質化された形状に変形します。

その腕で、加布羅の顔面に強烈なアッパーを。

次の瞬間、志鶴の後ろに、桜や美玖、鳴海に軍記などの破れたもの達が写り‥

加布羅の頭蓋を、木っ端微塵に砕くのでした。

‥雲雀の呪装‥ヤバい。

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真相

勝利と同時に、2人の纏神呪が解け‥

「‥‥や‥‥勝‥皆‥俺‥俺は‥」

頭蓋を砕かれ倒れた加布羅を前に、志鶴は勝利に身を震わせます。

一方、雲雀は涼しい表情で、九十九の砕けた体を見つめます。

「お疲れ様‥」

その表情から見て、九十九は式神を解除する前に破れてしまったようです。役割を終えたのでしょうか。

そして、大健闘の恵治は、加布羅に受けたダメージで地面に横たわります。

「恵治あんちゃん!大丈夫か‥!?」

「全~然平気っていいたいところだけど、まぁ、ギリギリかな‥ゴメンね‥逆に足手まといになっちゃって‥。」

「そんなことねぇよっ、兄ちゃんは命の恩人だっ」

そう言い、志鶴は治の呪をかけます。

ここの会話、凄くホッコリするので是非見てほしいです。

「あ。雲雀‥さっきの話。ちゃんと説明しろよ‥!

加布羅の本名が、土御門有雪ってどういう事だ‥!」

「──!?」

それを聞き、驚く恵治。対する雲雀は、面倒くさそうな表情を浮かべます。

「言いましたっけ?そんなこと 忘我(真)」

「ハッ倒すぞてめぇ‥!!面倒くせぇだけだろっ!?」

すると雲雀は観念したように続けます。

気になっていたことがあると。

それは前回、土御門島で加布羅と対峙したとき、桜の態度が急変したことでした。

「あれ程大切な人の仇と憎んでいたのに、加布羅を最後は穏やかな表情で包容するまでに至るなんて‥疑念(謎)。僕らと離れたほんの少しの間に何かがあった。加布羅に同情してしまうような何かを知った。」

そして、それとは別でもう一点。雲雀が長年抱えていた疑念は“ケガレ墜ち

かつて禁忌とされたその術は、歴史の汚点。

雲雀はそれを調べていく過程で、ある事実に触れます。

曰く「12家当主のみが閲覧できる資料の中ですらケガレ墜ちなんて『そういうものがあった・危険なので禁止した』程度の記載しかない」

しかし探って行くにつれ『その同時期に土御門の分家にも拘わらず、意図したかのように情報が消されている家系がある』ことを知ります。

ただ、その家系を知ったのも単なる偶然だったようですが。

この事実を知ってなお、黙っていた当り雲雀の賢さがにじみ出ていますよね。

口外すれば、蛇草家や御幣島家に消されていたはずですから。

「いや~苦労しましたよ。本土の分家筋に手当たり次第打診しても資料や家系図は当然全て改竄された後。でも何年もかかって‥たった一つだけ、数百年まえに断絶された分家に処分しそこなったオリジナルの試料を見つけましてね。」

「そこに土御門有雪って名前があったんだな。」

ここで重要なのが‥土御門宗家ではなく、分家であること。

以前、特異点で土御門有馬がケガレ墜ちを披露した際、「陰の気を制するのは‥‥安倍晴明様より呪力の恩恵を受け取った僕ら土御門宗家の陰陽師だけ。」

つまり、分家であった土御門有雪はケガレ墜ちを制御できない‥

いや、それは一塊の陰陽師の話であって‥土御門分家の血筋がケガレ墜ちしたら、半分くらい理性を保った状態でいられるのではないでしょうか‥?

すると、加布羅の物忘れが激しい性質も、納得できます。

土御門有雪

土御門有雪は、土御門有継(ケガレ墜ちを立案し勧めたと想われる人物)と妻・章子の間に生まれた子供だそうです。

雲雀曰く「何か後ろ暗いものがあって、存在をなかったことにされた人たちがいる‥」

加えて、まるで子供のように“母”らしき存在に怯え始めた加布羅。

「スイッチは恐らく‥。“親子”だった。」

「まぁ、加布羅自身記憶が綯い交ぜになっていて、自身が有雪かどうかもわからない様子でしたし。真相に放れたであろう桜さんももうこの世にはいません‥」

やはり、加布羅の見えていた幻術の女性は、章子という女性なのでしょうか‥?

加布羅・再臨

次の瞬間、加布羅が雲雀の真後ろにいました。

首より上を失った加布羅が立ち上がったのです

良く見ると、先ほどの恵治と志鶴の攻撃により右腕の肘から下は切断されていて、左腕もおかしな角度に曲がっています。

生命の限界を超えて、なお加布羅は起きあがったのです。

そして、途端に両腕から黒いウェーブ上の呪力を放出します。

この描写、どことなく石鏡悠斗の白い玄態に似ている気がします。

一応やってることも似ていますからね。後に説明します。

話を戻します。

その黒い攻撃は触れたものを全て切り裂く。蛇のようにうねり、触れたものを無き者に変えてゆく。

咄嗟に、志鶴は横たわる恵治を抱え第一波を凌ぎ、恵治は呪装を展開し志鶴共々逃げおおせます。

間一髪、志鶴と恵治は攻撃から逃れる事に成功。

「雲雀は!?」

雲雀は、加布羅の暴走じ超至近距離にいました。

「雲雀っ!!無事か!?ケガぁないか!?」

しかしトレードマークのマントを失っただけで、雲雀は無事生還して見せます。

この辺り、雲雀の強さを上手く表せていて面白かったです。

今話は、雲雀を強く描く描写がたくさんちりばめられていました!

「あなたに心配されるようでは僕も終わりですね」

「よっしゃ、いつも通りだな。」

「──て言うか、アレどうなってるんです。まさか頭部を破壊されてまだ動くなんて‥」

黒い霧は、負傷した両腕と頭部から吹き出ていて‥

ドクンっ

加布羅の体が一瞬硬直し、次の瞬間大量の陰の気を放出します。

そして、桜たちにとあるビジョンを見せるのでした。

悲劇の子

それはまさに、以前の土御門島で桜が体験した現象。

桜の推測だと「陰の気に刻まれた加布羅の情報記憶」。

そこで3人が見たのは、加布羅の悲劇でした。

父親である土御門有継に無理矢理ケガレ墜ちさせられ、父母を殺めてしまう光景。

記憶の中で、必死に息子をケガレ墜ちさせないように守ろうとした母・章子に対し、父・有継は

「もうこれしか方法はないのだ。多大な金と犠牲を払っておいて何の成果も上げられなかったとあらば、我らの家は取り潰しは免れん。ケガレ墜ちの力を我が物に出来る可能性があるのは‥

もはや、土御門の血を引く者のみなのだ。」

そして、結果は不完全ながら成功。

儀式を執り行った父及びその部下を皆ころしにし、土御門有雪は母親の前に立ちます。

その様相は変わり果ててしまっています。

色白の肌とは異なり褐色。

不完全なケガレ墜ちだったためか、左目付近や首回り、全身のあちらこちらがケガレのような様相に変わり、その姿はとても人間とは言えません。

「ハハ母う‥エ」

「‥!!いやっ‥」

その姿に恐れを抱いた母は絶叫し、部下に有雪をころすよう指示を出します。

桜の記憶にもあった部分です。

「何でえええぇ!!!?」

子供だった有雪は、咄嗟に母親をあやめてしまいます。

こうして、加布羅が生まれたのでした。

加布羅・終幕

「頭がっ再生しはじめているっ‥!!」

「陰の気を取り込みまくってるのかっ‥!?」

「でも見てください。体の崩壊も同時に進んでいます。」

どうやら、加布羅の頭部や全身は禍野の陰の気を取り込むことで再生しているよう。

しかし同時に、取り込む量が多すぎてか‥崩壊も同時に起こっている状態。

しかし、体が完全に再生しきれば陰の気を取り込む量を制御しはじめ、完全に復活する。

「再生するスピードよりも早くヤツの肉体の耐久値を超えれば取り込んだ陰の気で自滅する 推測(確)」

こうして3人は限界を超えた化け物を相手取るのでした。

(だが、どうやって‥!?俺はともかく2人は纏神呪で戦った直後‥とっくに限界を超えているんじゃ‥!?)

「やることはひとつだな。」

「頭使わなくていいガチンコ勝負。あなたの出番ですね。筋肉大統領 賛辞(極)」

「てめぇマジで、帰ったら覚えとけよ。」

その様子をみて、恵治は微笑みます。

「君たち案外、似たもの夫婦だ気が合うよね。‥よしいこう!!」

──最後の勝負だ。

暴走して黒い波動を当りかまわず吹き出す加布羅。

黒い波動に触れたら終わり。

波動の間をかいくぐって、志鶴、雲雀、恵治の順に攻撃を当てていきます。

「黒はどうには触れないように。」

「大技でなくてもいい。とにかく手数で押して崩壊を進めてくれっ」

更なる追撃を加えようと、距離を詰めた途端、加布羅の体から、先ほどとは比べものにならない数の黒い波動が漏れ出します。

恐らくそれは、加布羅の負傷した全部分から。

その攻撃により、志鶴は右腕を、恵治は腹部を負傷。

唯一攻撃を免れたのは雲雀のみ。描写的も雲雀はしっかり避けてます。強者(確)

しかし、志鶴の目の前には加布羅が。

「筋肉さん!!?」

腕を失い、眼前には完全復活を遂げようとする加布羅。

まさに絶体絶命。

「‥‥へっ!!!来いっ!」

しかし、その次の瞬間。

「有雪いいいいいっ!!!!貴様まだこの世に存在しておったのかあっ!!!!この恥さらしの死に損ないがぁぁぁ!!!!」

まるで加布羅の気を引くようなタイミングで、土御門有継が出現します。

その亡霊に対し、加布羅は異様に反応し、攻撃。

土御門有継は黒い波動を受け、右腕部分を失います。

すると、有継は雲雀の姿へ。

どうやら、現れた土御門有継は雲雀だったよう。

雲雀は右腕部を失いながらも志鶴が反撃に転じるを創ります。

「今だ」

そして恵治の呪装を受け取り、志鶴は加布羅に躍りかかり‥

「加布羅っ」

加布羅に刃を突きつけるのでした。

この戦いで、雲雀と志鶴は右腕を(雲雀はもしかしたら左指の一部もかも)、恵治は左目を失なってしまいました。

加布羅・昇天

突き立てた剣から、陽の気を流し込まれ、加布羅は陰の気の吸収を止められます。

再生も止り、陰の気の放出も吸収も止み、穏やかになった加布羅。

しかし後ろの亡霊は相変わらず加布羅を呪います。

が、そこに桜が現れます。

恐らく、加布羅に吸収された桜の呪力でしょう。桜はその亡霊を消し去ります。

そうして、全てが終わった後、加布羅は志鶴に思いを告げます。

「‥のお。なもしらぬ‥むすめさんよ‥おなまえは‥‥なんと‥もうされるん‥じゃ?」

「‥志鶴。」

「しづるちゃんか‥かわいらしい‥‥おなまえ‥じゃの」

「このまましんだら‥しづるちゃんと‥いっしょのところ‥へは、いけんか‥のお‥?」

「しづるちゃんといっしょに‥‥たたかうんが‥たのしかったもんで‥‥

あのよとやらでずっと‥まっちょるけぇ‥‥しづるちゃんがしんだとき‥‥べつにたたかわんでもええけぇ‥」

「かぶのそばに‥となりにちょこんと‥‥おってくれんじゃろうか‥‥」

崩れゆく体。

最後に告げる加布羅に、志鶴は歯を食いしばり‥

「駄目だ。」

「罪を犯したお前は地獄に行くんだ‥お前の‥してきたことは死んでも許されるものじゃない‥」

「お前は死んだ後も‥ころしてきた人の分まで‥ずっと独りで苦しみ続けるんだ。」

「‥ほうか。ほうじゃったのか‥‥」

「‥‥‥けど、てめぇとの‥腐れ縁だからな。最後だけは‥傍で見ていてやる‥‥よ。」

「‥‥おお、ありあとうのお‥」

──さよならぁね。しづるちゃん。

最後、加布羅は笑います。それはまるで無邪気な子供そのもので。

加布羅の過去を知った志鶴は静かに、告げるのでした。

「‥あぁ、あばよ。加布羅。」

予想(誤)

個人的に、雲雀や志鶴、恵治は無事に生還してほしいと思っています。

しかし、この3人。土御門家の、ましてや門外不出の禁術の超重要情報を知ってしまったんです。

超重要情報!トップシークレット!!

‥ここから先はあくまでも予想なんですけど、もしかしたら消されるかも。

個人的に、全然登場しない鈩の存在がキーなのかも知れないって考えてます。

以前、士門が特異点の機密情報に触れた際、鈩は士門を問い詰めていました。

そう、鈩は土御門島の秩序を守る、執行人の地位をもつ12天将です。

超重要情報を知ってしまった3人を放っておく可能性の方が少ないですよね。

また、これはメタ的な考察なんですけど。

加布羅を相手取る役割だった志鶴と雲雀は、加布羅の消滅と共に役割を終えました。ましてや腕を失った2人は‥

纏神呪も見せきりましたし‥。

また、陰陽師の暗部は徐々に明かされては来ていますが、最暗部である蛇草家が今だ見解剖。

最重要キャラクターであるろくろや士門が、陰陽師の暗部に向き合う展開は想像しやすい。

また士門の闇墜ちを誘発させる起爆剤として、恵治は最適。

特異点の時や小夜ちゃんの件など、この作品は士門へのアタリが強いですから、あり得なくもないでしょう。

『加布羅と相打ち』なんて展開で、後日士門やろくろたちに通達される気がします。

感想

いかがでしたでしょうか?

加布羅・昇天。

加布羅は、作中誰よりも悲劇的な人生を歩んだ人物だと思います。

悲劇を比べるのもどうかと思うのですが、ろくろよりも、天馬よりも、誰よりも理不尽で、まさに陰陽師の後ろめたい歴史を体現したようなキャラクターだと、そう感じました。

もしかしたら、加布羅にとって戦闘は、遊び、のような感覚だったのかも知れません。

消え際の少年のような笑みをみて、漸く友達が出来たんだ。って感じがしました。

あと、加布羅へのトドメの一撃が雲雀の呪装だったり、恵治の剣だったのも、感慨深い。

志鶴1人じゃ届かなかったって感じもまたいい。

加布羅やケガレ墜ちについて考察したリンク張るので、もし良かったら見ていってください。

最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>

また次話でお会いしましょう。

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