どうも、非ポポタスです。
今回はダーウィンズゲーム第108話の感想と考察を紹介します。
前回は至道イザヤの過去が明らかになりました。
そして、死ぬ間際にレインへ世界線の守護者の力を継承したところで終わりました。
今回はその続きからとなります。
なお、最新108話までのネタバレを含みますのでご注意を。
あと、滅茶苦茶難しい内容ですので‥そこら辺もご注意を。
それではどうぞ!!
逃亡
「クラインの壺なんです。この世界線は‥私たちのせかいせんはループしているんです‥!」
困惑するサンセットレーベンズのメンバー。
構わず、レインは転送の準備をします。
そして、渋谷に転移。
ただ、まだ力を完全に制御できていないのか‥
レインは転移先で意識を失ってしまいました。
真相
そして、意識を失ったレインはGMとの会話を思い出します。
「──グリードが未来から来た?」
そう聞き、レインはセイゲンの話を思い出します。
すると、イザヤはそれ自体を否定。
曰く、「セイゲンが別の世界線からやってきたと言うのが思い込み」とのこと。
え?どゆこと?
イザヤは続けます。
「いわば彼は巻き込まれたんだ。守護者権限を利用したバグ技に。グリードは守護者権限を悪用しこの世界線をループさせている。」
バグ‥随分胡乱な話だと、困惑するレイン。
イザヤは否定しませんでした。
「グリードはゲームを繰り返すように‥歴史を繰り返している。」
「グリードが何をやっているというのです?」
「──枝切りだ。」
「無用な枝として我々の世界線そのものを切断している、結果巻き戻り現象が起こるんだ。」
つまり、世界線を大きな樹木。今、レインたちがいる時間軸では育ちきった枝だとします。
樹木は時間をかけて育ちます。
そして育つ過程で、枝を増やしていきます。
その枝を完全に切り取れば、樹木は再び枝を増やすことを始めます。
要は、枝を切り落とせば、斬り落とした所から再スタート出来るわけです。
枝の切断は本来、運命の分岐点でしか出来ないそうです。
これは、樹木の成長の過程で枝が2つに分岐する部分があります。このことだそう。
つまり、枝切りは成長を遂げる世界線の中で、世界線の守護者がどちらの枝に進むかを選択するための力だそう。
しかし、セイゲンのいた世界線でグリードが強制的に守護者の権限を奪い取ろうとしたとき‥1つの世界線に2人の守護者が生まれた。
これがイレギュラー。
全ての原因だそうです。
ちなみに、世界線の守護者の存在意義は文明の繁栄を促すことだそうです。
グリードの正体
グリードの正体。
それは未来の可能性‥可能性の存在です。
レインたちのいる世界線には既に、グリードが存在する枝があります。
そして、グリードは世界線に存在する可能性が一定値を超えると過去への干渉を始めると言う。
現に、グリード登場当初はそんな脅威ではなかったはず。
しかし、現在は地球の存亡を脅かす脅威になっています。
「そんな存在‥どうにもならないじゃないですか‥未来に可能性として存在する相手なんて手の出しようがない。」
「そうだな‥確かに僕では無理だ。だから君がここに来たんだと思う。未来を垣間見る力を持つ君が‥」
「私にだって無理です‥!私にそんな大それたことは出来ません‥‥!」
「出来るさ─君たちはチームだ。私がダーウィンズゲームを創ったのは君たちのような優れたチームを得るためさ」
イザヤはサンセットレーベンズの感謝を告げ、その場を去ります。
「あぁ、こんな所にいたのか‥随分探したよ──シオン。」
最後、イザヤはシオンの手を取り役割を終えたのでした。
オボロの役割
目を覚ましたレインはサンセットレーベンズ及び、セイゲンたちに事情を説明します。
自分が世界線の守護者の権限を引き継いだ事。
力をコントロール仕切れないレインでは、グリードを消すことは出来ない事。
グリードが王候補、シゲオを手に入れてしまった事。
ここで、シゲオのグリード化が触れられます。
曰く、「完全にグリード化していた」
「自らグリード化したのか、○されて力と人格を奪われたのかまでは分からないけど。」とのこと。
どうやら、その理由についてはまだ明かされないようです。
きっと何かある筈なんですよね。
次に、王のこと。
リュージがオボロに
「てか、そもそも王って何なんだよ?GMのことか?」
「いや、イザヤは王じゃない。王の権限を一時的に引き継いだ──いわば摂政とでも言うべきかな。」
摂政‥本来納めるべき将軍に代わり政治を代行する人。
オボロが言うには、
力を持っている事と力を持つに相応しいことは全然違う、とのこと。
「イザヤは誰よりも力を使いこなせていたけど、この世界を導くという意思にまるで欠けていた。」
世界線の守護者の役割は、世界線を剪定すること。
イザヤはグリードが存在する世界線事態を剪定しなければならなかった。
しかし、それはその世界に住む全生命を消滅させると同義であり、それに耐えかねたイザヤはダーウィンズゲームを創り、グリードと戦う事を決めました。
更に、
「あれで繊細な男だよ、イザヤは‥Dゲームってひたすらに悪趣味だったけど妙に自由意志だけは尊重してたたろ?」
「皆が読み飛ばすようプレイ規約まで作ってさ。」
ここで、シュカがオボロの自己紹介を要求。
そういえば、オボロとシュカはほぼ面識無いんでしたね。
「僕の名前は神宮司 朧。相応しい王を剪定する王選の一族の末裔だよ。」
「それで、私は合格ですか?どさくさで引き継がされましたけど‥」
「まぁ、悪くは無いと思うよー。これからの手腕に期待かなー。」
世界の崩壊
更に、レインは今後のグリードの出方について説明します。
主に2パターン。
- 奪い損ねた守護者の力を狙って襲いかかってくること。
- シゲオが諦めること。
1つ目のケースは、レインの転移で避けられるので、そこまで脅威ではないみたい。
それよりヤバいのが‥シゲオが諦めること。
これはどういうことかというと‥枝を切ると言うことです。
つまり、ループをやり直す。
そうすれば今ある世界線は崩れ、グリードが存在しない時間軸まで世界はまき戻ります。
そして、始めからやり直せばいい。
グリードが世界線の守護者になる未来が訪れるまで、ひたすらやり直せばいいんです。
舞台は移り、シゲオとスノウへ。
流石に勝てると思う、と告げるスノウ。
確かに、鬼ごっこを続ければいずれレインの限界が来て、十分勝てる相手ではあります。
というか、ほぼ勝ち試合。
ただ、レインやカナメの厄介さを知っているシゲオは‥時間を与えるのは得策ではないと考え‥
「そうだな、スノウの言う通りだ。不確実な努力を重ねるより手っ取り早くやり直した方がいい。何せ、僕らはやり直せるが彼らはやり直せないんだから。」
「王が方針を告げる。我らはこれから──」
その瞬間、ククリが身の危険を感知。
「撤退を‥グリードめが‥‥グリードめが決してやってはならないことをやったのだ‥‥!」
「もうじきこの世界枝が剪定される‥‥!」
そして、震え嘆くセイゲン。
外を見るカナメたち。
其処には黒い立体が町中をくり抜いていました。
今回はここまでです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ダーウィンズゲーム第108話の感想と考察でした。
やはり‥グリードは世界線の守護者の力の一部を得ているのですね。
恐らく、セイゲンがいた時間軸で一部が奪われたのでしょう。
にしても‥世界の崩壊。
どう立ち向かうのでしょうか?
正直、もう勝ち筋はない気がします。まぁ、今後の展開に期待ですね。
最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>
また次話でお会いしましょう。
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