どうも、こんにちは!非ポポタスです。
今回は、双星の陰陽師大109話「最後の宴」を考察、紹介をしていきたいと思います。
更新が遅れてしまい、申し訳ありません<(_ _)>
ホントなら、毎月4日には更新したいと思っていたのですが‥今回はあまりにもつらい展開で‥
まぁ、気を取り直して!
前話は、陰陽連と婆娑羅の同盟が結ばれたところで終わりました。
神威の成長に感動し、天馬格好よすぎるってなった話でした。
今回はその続きからとなります。
‥今回は衝撃展開が多すぎヤバいです‥
エグすぎて、記事を更新するのが遅くなるほどです。
ただ、今話も神威の成長に感動し、天馬格好よすぎるってなる話です。
更に長らく、明かされなかった御幣島すばるにお鉢が回ってくる重要な回でもありますのでご期待を!
ちなみに、悲しい結末が控えていますので、ご注意を‥
また、最新話のネタバレを含みますので、ご注意ください。
それではどうぞ!!
陰陽師side
物語冒頭は、大きな戦いに備える陰陽師たちから始まります。
陰陽師と夙谷の婆娑羅の同盟から数日後、陰陽連は本土に向かう無悪たちを迎え撃つべく、ミッションを発令。
ミッションの参加条件はAランク以上の資格者。更に覚悟のあるモノだけ‥つまり参加不参加は任意。
集まった陰陽師の数は総勢600あまり。
抱き合い、再開を誓う者。
永劫を誓う者。覚悟を決める者。
笑う者‥眺める者。
決意を新たに、戦場に向かいます。
ただ、そこには御幣島すばるの姿はなく‥
物語冒頭の水浴びの描写からも分かるとおり、なにか裏がありそうです。
個人的には、コーデリアと照算のやり取りが好きでした。
「─おにいちゃんがいるから」
「──ね、お願い‥ずっち一緒にいてね」
コーデリア好きには、たまらない‥
そして、何気に驚いたのが、焔魔堂家の面々もミッションに参加できていることです‥
つまり、彼らもAランク以上の資格保有者となります。まじッスか‥
そして、彼らは神威、辺留に狩衣を渡し‥婆娑羅たちに双星の2人の件について、感謝を告げます。
それに対する神威の返答、
「何故頭を下げる‥手伝ってもらってるのは俺たちだろ‥?」
という台詞も、個人的にお気に入りです。
戦力と詳細
陰陽連の戦力は、12天将(ただし蹉蛇桜を除く)、それとAランク以上の資格をもつ有力陰陽師600名。
‥陰陽師って、滅茶苦茶たくさんいるんですね。
もっと少ないと思ってました。
更に、夙谷の婆娑羅たち‥通称、夙谷義勇軍35人を迎え入れた万全な体勢で禍野に向かいます。
ただ、実質の戦力はわずか‥
12天将、神威、辺留、珠洲、鬼無里‥の4人の婆娑羅。
あとは傘下筆頭の一部の有力陰陽師たちと‥天若清弦、土御門有盛くらいですね。
と言うことは、鬼無里はツミノハラエを免除された婆娑羅と言うことになりますね。
まぁ、ポットでのキャラなので、あまり活躍の場面はなさそう‥。
今回の戦いの勝利条件は
──海に出られる前に無悪を倒し、焔魔堂紅緒を取り戻す
とのこと。
正直、無悪とケガレの姫と12天将との実力差がイマイチなので、なんともですが‥
かなり厳しめな戦いになりそうです。
戦闘開始
「僕は今、生きています。そしてそれは今まで命を懸けて戦ってくれた方々のおかげです。」
「だから‥‥今度が僕が未来の命のために命を懸けたい!!」
──僕がじゃねぇ、俺たちがだろ──
「テンション上げていけよ てめーら!!」
「今日!!ここで!!全部終わらせんぞ!!!戦るからには最後の最後までハデにいくぜっ!!?」
有盛と天馬の号令で、陰陽連は臨戦態勢へ入ります。
いや、にしてもここ最近の天馬ちゃまは格好よすぎる。
今回のタイトル「最後の宴」も天馬の台詞である「祭りだぜ」に繋がるし‥天馬のためのタイトルにも感じる。
天馬の号令の直後、巨大な呪印が突如として出現。
その呪印から超巨大なケガレが出現します。
その見た目はまるで戦艦。豪華客船に、ケガレを封号したイメージ。
これが、無悪の言う「船」なのでしょう。
それを止めるべくして、まず雲林院憲剛が纏神呪を発動。
「重装陰陽術式・陣の亀念墻─縛錠摩天光牢 終葬ノ彼岸」
背後の傘下たちと協力し、「船」を囲む巨大結界を生み出し進行を阻みます。
いきなり、纏神呪と言うことは、やはり戦艦は強いのでしょう。
現に、天馬がいきなり剣を抜いていましたし‥新しい強さランキングを作ろうと思っているのですが、もしかしたらこの戦艦もランクインするかもですね。
更に、追い打ちをかけるように勝神家が戦艦に降り立ち‥
天・元・空・我・!!!!
世紀の極大呪装を発動させるのでした。
勝神コーデリアの本気
しかし、巨大戦艦を前に天元空我は小さすぎる‥
不安に駆られる陰陽師たち。
そんな中、コーデリアは思わぬ行動に出ます。
天元空我・纏神呪
──天元空我・纏神呪 Ver.20.1.2 Heavenlyarms!!!!
を発動、その瞬間巨大な光の砲口をいきなり発射。
「武霊神─空裟琉刃蘇太」
巨大戦艦を圧倒します。
コーデリアは、天元空我の状態で纏神呪を発動させたのです。
天馬が色気づいたように笑っていることからも、その凄さと強さが覗えます。
見た目は、まるでガンダムのような‥戦闘スタイルも完全にガンダムのソレ。
「紅霊頭─穢吼主賦楼璽怨」
大量のエネルギー弾を打ち出し、巨大戦艦を揺らし‥
「生まれてきてっ‥生きてきてこれまでほとんどっ‥つらい思い出しかのこってないっ‥」
「──でも!!だからこそっ‥ここで全部終わらせるっ」
このコーデリアの台詞は染みました‥格好よすぎる。
「ずっと‥一緒だからね」
「これから先はおにいちゃんとの幸せな思い出だけを作るn──」
一見優勢のように思われたが‥その瞬間
天元空我向けて、超巨大な砲口が襲います。
大迫力で描かれたそれは‥巨大戦艦の外壁に一瞬で現れ、一瞬でコーデリアたちを瞬○‥
天元空我は右手、右足を残し壊滅。
照算と出路をのぞき、再起不能に‥
そして、次は巨大な結界を取り除こうと、標的を雲林院憲剛に定め、チャージを始めます。
雲林院憲剛を守るべく、構える陰陽師たち。
ソレを阻止すべく、生き残った照算は静止の声をあげます。
それはこれからの戦いに備え、無駄な呪力を消費しないようにするため。
そして、覚悟を決めたように照算は笑います。
「沼波‥文字畾地‥‥露子‥は落ちたか‥
はっはっは‥!これは傑作だっ
世紀の極大呪装‥天元空我も‥右手右足を残すのみになろうとはっ‥
いきますか‥‥出路‥?」
すでにボロボロの天元空我の中で、生き残った照算は右腕に光の呪装を纏い‥。
「──さぁ‥最後の実験を始めよう!」
そして、砲撃台を突き刺す‥その瞬間、砲台にチャージされていた巨大な呪力に亀裂が入り‥
天元空我、中にいる照算を明るり光が包み込み‥
「‥おにぃ‥ちゃん‥ずっと‥‥いっしょだからね‥?」
照算は、大爆発を引き起こし、巨大戦艦の進行を食い止める事に成功したのでした。
自爆技で、戦艦にとどめを刺した照算‥最後の最後、露子の声が聞こえ、ハッとした顔になるのが悲しすぎる。
最後は子供の頃の、幸せな2人が手を取り合い歩む姿が描かれており、目が潤みました。
これは、親の虐待から露子を救えたifなのか‥それとも、2人で天国へ向かう描写なのかは分かりません‥が、どのみちつらい。
‥正直、そんな気はしていたのですが‥いざ現実になってみると悲しすぎる。
やはり、至近距離であの爆発を受けたら、絶望的ですし‥
心を取り戻す以前は、照算がコーデリアに寄り添う形でしたが‥
心を取り戻してからは、コーデリアが照算に寄り添うようになり‥せっかくいい感じだったのに‥
つらすぎ
穢れの姫VS
戦艦が堕とされ‥
勝神家の活躍により、船内の呪力データが送られ‥婆娑羅たちの位置を把握。完全に戦闘態勢に。
場面は変わり、船内を走る穢れの姫。
突如、穢れの姫の身体が地面に沈み、辺りがクレーターのようにへこみます。
この技は、以前 婆娑羅臥蛇が使っていた‥重力を操る技です。
起き上がる穢れの姫のまえには、12天将”天后”、御幣島すばるが婆娑羅”臥蛇”を従え現れたのでした。
──え、まじッスか
この2人には何かがあるとは思っていたのですが、共闘とは思ってなかったです‥
となると、やはりこの2人と紅緒の間に、昔何かがあったと思われます。
御幣島すばるは紅緒の師匠であり、一部の12天将にしか知らされていない機密情報にも触れていた節があります。
そして、幼い頃から禍野に入っていた異例の経歴を持ち‥
過去に京都で臥蛇と交流があったことが分かっています。
そして、幼い日、紅緒はろくろと京都で出会っている事が明かされており‥京都にいたことは明らかです。
更に‥京都にはあの千怒もいます。安倍晴明の時代、都は京都にありましたし‥
単なる偶然とは考えにくい。
恐らく次話は、かつての京都、何があったのか‥その一部が明らかになると思われます。
誰‥?
勝神家が命懸けで得た、戦艦内の呪力反応データ。
そのデータには大きな反応が2つ。恐らく穢れの姫と無悪だと思われます。
戦艦の前線にいるのが穢れの姫。最奥が無悪だと思われ、反応の大きさから穢れの姫の方が呪力陵駕多いことが覗えます。
次に中心に5つの反応。
ほぼ同等の大きさ(今回の中では一番小さい)の反応が4つ。これは夙谷の婆娑羅、双子と山門と杠の反応だと推測。
そして、無悪より少し小さいが巨大な反応が1つ‥
計7つの反応がありました。
恐らく、呪力の大きさからして‥加布羅しか考えられません。
やはり‥婆娑羅サイドに居るのですね‥悲しい。
感想
いかがでしたでしょうか?
更新が遅れてしまい、申し訳ないです。
展開が衝撃過ぎて、ダメージが‥
コーデリアが悲しすぎで‥うぅ(涙)
今後、考えがまとまりましたら、110話以降のマッチング予想もしてみようと思いますので、よかったら読んでみてください!
最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>
また次話でお会いしましょう。
コメント
いつも考察及び感想ありがとうございます!
29巻が発売される9月が待ち遠しすぎて、買ったばかりの28巻を何度も読み返しています。
多くの伏線や謎を回収をした非常に満足いく巻でした。
婆娑羅の中だと無悪が一番好きです。圧倒的な戦闘力に加えて陰陽消滅の姿がかっこよすぎです!現在のショタ姿も可愛いです。
千怒、無悪、加布羅の上位三体はまだまだ謎が多いのですが、個人的に千怒が特に気になってます。
序列一位の最強の婆娑羅でありながら、雑魚程度の呪力しか持っていないと神威に言われている彼女。
彼女はツミノハラエを自分自身に施術しているのでは?と思います。夙谷の婆娑羅たちは無悪に解除してもらったとあります。無悪が知っているということはほぼ同時期に誕生した千怒であれば知っていると思うのです。
コメント、ありがとうございます<(_ _)>
──彼女はツミノハラエを自分自身に施術しているのでは?
確かに‥その可能性は考えたことがありませんでした。
そうですよね‥無悪が知っているのなら、同等の歳月を生きる千怒が知っている可能性は十分にあり得ます。
もし、ツミノハラエの解呪方法を知っているのなら、今後の戦力増強の要にもなりそうですね。
殆ど呪力を持たない千怒は、自分でツミノハラエをかけたのかも。
今後の考察材料にさせていただきます<(_ _)>
またご意見お聞かせいただけると嬉しい限りです。
もし、要望などがあれば気軽にお声がけください<(_ _)>
あの戦艦の7つの反応ですけど加布羅ではなくて臥蛇だと思ったんですけど、どうですか
コメント、ありがとうございます
確かに、その可能性も十分にあると思います。
が、7つの反応の位置関係と御幣島すばると臥蛇が乗込んだタイミングを考えるとその可能性は低いんじゃないかと考えました。
まず、7つの呪力反応の位置関係ですが、大きな反応が2つ(無悪と紅緒)。そのうち1つは戦艦の先頭付近(孤立している)、もう1つは戦艦中心部です。
戦艦中心部付近には残り5つの反応があり、恐らくこれが残りの婆娑羅の反応だと思われます。
それで、描写的に先行していた紅緒の呪力反応が孤立している反応だと思われます。
もしこれが正しい場合、紅緒と現在対峙している臥蛇の反応は紅緒の近辺にあるはずですよね?
次に、御幣島すばるが戦艦内部に潜入したタイミングですが、恐らくコーデリアの敗戦後でしょう。
これは、あの戦艦が無悪の呪印で移動していたためです。
おそらく臥蛇もこのタイミングで潜入しているはず‥まぁ、あらかじめ戦艦にいた可能性はあるのですが‥
この2つの理由から、加布羅と推測しました。
あと、加布羅を掘り下げるタイミング的には、この戦いがベストなのかも。
コメントしていただけると、個人的にやる気が出るので‥
これからもよろしくお願いします<(_ _)>