双星の陰陽師 第108話 「ピースサイン」 感想と考察

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以前、当サイトを読んでくださった方はお久しぶり、お初の方は初めまして!!

どうも、非ポポタスです!!!

今回は双星の陰陽師最新108話、「ピースサイン」の感想と考察を紹介していこうと思います。

‥不吉なタイトルじゃなくて良かった。

その前に‥前話、107話の紹介を

前話、107話は待望のろくろVS無悪が実現!

無悪相手に優位に立ち回るろくろ。無悪の術式を無効化し、圧倒します。

しかし、あと一歩のところで、無悪の術により紅緒が陰の気に墜ち‥紅緒を失ってしまいます‥

さらにろくろの無悪に封印(捕まっただけかも)されてしまい絶体絶命‥

前話の流れはこんな感じです。

そんな中、迎えた最新108話‥無悪らの目的である外道・泰山府君の生み出し方から始まります。

そして陰陽連の動向、神威ら婆娑羅の動向を中心に描かれました。

謎に包まれていた石鏡悠斗の行動理念も明らかになっており、陰陽師とケガレの柵を取っ払った激アツな回になってています!

是非、一度本誌を読んでみてください!

なお、双星の陰陽師の原作最新話までのネタバレを含みますので

‥ご注意ください<(_ _)>

それではどうぞ!!

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婆娑羅一行

紅緒を陰の気に堕とすことに成功した無悪ら。

無悪は次なる目的、外道・泰山府君を産み出す方法を告げます。

1つは、双星を説得し、双星の陰陽師の力を石鏡悠斗の肉体に移すこと。

ただしこの方法は、紅緒が石鏡悠斗を破壊した事によりご破算となります。

2つ目の方法は、太陰の陰陽師に太陽の呪力or太陽の呪力相当の陽の呪力を融合させること。

無悪によると、リスクが高くあまり実行したくなかった方法。

その詳細は、日本の本土全体に巨大な結界を作り、結界内の人間のい○ちを太陽相当の呪力に変換するというもので、前話の無悪の台詞「この国の人間のい○ちを頂戴する」につながりますよね。 

そんな中、山門は穢れの姫と化した紅緒の不気味さに、恐怖を抱きます。やはり、山門も無悪のやり方に思うところがあるのでしょうか‥

無悪らは目的に従い、本土を目指し動き出してしまいました。

‥と言うか、ろくろって日本の全人口相当の呪力を持ってるんですね。へぇ~

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石鏡悠斗の目的と正体

そして、今話で最も驚きの情報が明かされます。それは双星の陰陽師史上、最大の謎、石鏡悠斗の行動理念。そしてその実力の理由です。

悠斗の強さ

以前、双星の陰陽師のランキングを作らせていただいたことがあります。

その際に感じていた疑問なのですが‥正直、悠斗って強すぎますよね。

悠斗が強いことは、天若清弦を瞬○した時‥特異点でろくろ、天馬を相手にした時に既に分かっています。‥と言うか無理矢理分からされました。

また、露骨なろくろ贔屓に悩まされ‥12天将の方が弱いんじゃね?と感じる方も多かったと思います。

正直、私もその一人でした。

ほら、このシーンとか‥無抵抗でバカスカと殴られていて‥けどろくろは殴り返せてるんですよ‥

どう思います?12天将が弱く見えてしまうのも仕方が無い‥

しかし、悠斗の強さの理由は単純でした。

結論としましては‥石鏡悠斗は太陰の陰陽師に覚醒していた、です。

この覚醒が完全だった場合、少なくとも陰の気に墜ちる前の紅緒と同等かそれ以上の実力を有していたとなります。

更に、大量の陰陽師を手にかけた事で膨大な呪力を得ていたり‥太陽の御霊(日本の人口分の呪力)の欠片を得たり‥ケガレ墜ちすることで陰陽消滅アンチェインを得たり‥

あ、はい。最強‥文字だけ見たら‥ケガレの姫より強いかもしれません。

となると、その状態の悠斗と殴り合えていたろくろ(覚醒前)‥ヤバすぎ笑

悠斗の目的

その目的は、自らを外道・泰山府君にすること。

石鏡悠斗は、日本国内の全域に巨大な結界を作っていました。これは時系列的に、雛月の悲劇でろくろに敗北した後‥無悪との接触後なので、本土に悠斗が逃亡していた期間ですね。

この結界の目的は、結界内の人間の命を太陽相当の呪力に変換し、身近らの糧にするというもの。

そして悠斗は自らの身体を太陰に覚醒させ、ろくろの前に現れました。7年前。ろくろの前に初めて顔を現した時ですね。

この時の目的が‥外道・泰山府君になること。

悠斗はこの時‥既に外道・泰山府君になる準備を整え、日本中の人間を呪力に変換するつもりだったようです。ろくろが止めていなければ、本当にヤバかったんですね。

これですべての辻褄が合います。

悠斗の「必要なのは日本中の人間を○しても足りない陽の呪力」、「どうせみんな○じゃうんだけどね~」とか‥すべての言葉の意味が分かるようになってきました。

助野先生‥流石です。

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神威,珠洲,辺留

無悪たちが去った禍野で‥

その後‥

そして、前話107話で深淵の地に落とされたと思っていた珠洲、神威、タキリ(珠洲のおつき)。

結論から言うと、深淵の地に落ちたのはタキリだけ。2人は助かりました。

その立役者は辺留

落下直後、深淵の地の横に横たわってた辺留により、3人は救出されます。

ただ、先の戦闘でボロボロの状態の辺留では、3人を救出することは敵わず‥

神威、珠洲を助けるためにタキリは自ら犠牲になりました。

その時の珠洲の「タキリ‥だめ‥」が彼女らの友情みたいなモノを醸し出していて‥切ない。

これを機に、珠洲は太陰の陰陽師を○害する事を誓ったのでした。

少しでも前に進むために

そして、深淵の地の傍らで無悪らの会話を盗み聞きした彼らは、現に先回りをするために、一度夙谷に戻りました。

その理由は、珠洲の家が管理していた装置‥階層間転移装置

階層を自由に行き来出来る、無悪の甘露門のようなものです。

階層間転移装置にたどり着いた彼らは、鬼無里きなさら夙谷の婆娑羅に遭遇します。

その中には足羽の姿もあり、神威、辺留は夙谷の婆娑羅たちにろくろが捕まった現状を伝えます。

この時、ろくろを想う足羽に、

「ろくろは必ず帰ってくる‥だから俺たちはアイツならこう動くってことを少しでも進めておく必要がある」

と声をかける描写もあり‥

相手の心情を汲み取り、穏やかな表情で言えるようになった神威に感動しました。

そして、ここで神威は

土御門島の陰陽師たちをけしかけて、共同戦線を張る──!

と言い出すのでした。

‥神威らしからぬ台詞に、驚き半分、感動半分‥といった心情です。

陰陽連との共闘戦線。予想外の展開でした。

そうして、深度2013を監視する天若家、繭良たちの前に白旗を揚げて登場するのでした。

共闘戦線

そして場面は変わり、禍野への入り口の高台に。

清弦の説得で釈放された有盛を含め、一応の話し合いの場が成立。

そこに居合わせたのは鈩、コーデリアを除く12天将の面々。‥鈩がいないのは何故‥?地味に不気味です‥

神威、珠洲を中心に陰陽連の面々に諸々の事情を説明します。

そして、神威は陰陽連に共闘戦線の提案を告げます。

紅緒を取り戻し、無悪を倒したい──が戦力が足りない。力を貸せし、陰陽師。」

当然、陰陽師たちは猛反対。

神威、辺留は彼らの住む土御門島を滅茶苦茶に破壊した張本人です。仇同然の相手と共闘など受け入れられるはずもありません。

憤る陰陽師らに対し、神威は頭を下げます。

「この中で人間をこ○したことがあるのは俺と辺留だけだ。首をは○てくれても構わない。その代わり、紅緒の守りたかったモノを代わりに守ってくれ」

「──罪の償い方が分からない。」

‥罪の償い方が分からない‥婆娑羅からでた台詞に唖然とする陰陽師たち

その表情には明らかな動揺が見られ‥

そんな中、高笑いを噛まし不敵に笑う最強の陰陽師‥

鸕宮天馬が登場するのでした。

コイツらの勝ちだぜ、ジュニア

「コイツらの方が何が大事か俺たちよりよっぽど分かってる!!」

「陰陽師とは何だ!?陰陽師ってのは何のためにいるんだ!?

ケガレをブッころすためか‥それとも世界を救うためにいるのか?」

不敵な笑みを浮かべ、天馬は婆娑羅たちに歩み寄ります。

跪く神威、辺留を庇うように佇む天馬‥格好よすぎる。

しかし、それでも不安を拭いきれない陰陽師たち。

というか‥天馬のアホ毛の数‥6→4になってる‥?

痺れを切らした天馬は、名案を思いつきます。

それは‥

「おいっ、ポニ右衛門!!お前に鸕宮家当主の座ぁ てめぇにやるよっ!

俺は今日限りで総覇陰陽連をやめるぜ!!」

陰陽連を辞めて、1人で婆娑羅たちの見方をすること

その顔は、彼史上一番輝いています。ワクワクしてるのがまた彼らしくて可愛い‥

次に声をあげたのは、天若清弦。

天馬に乗っかる形で、婆娑羅の側に歩み寄り、頭を下げる足羽たちに寄り添います。

「顔を上げてくれ~~~、俺は天若清弦。

あんたの旦那がろくろを禍野に置いていった後にあいつを拾って育てた者だぁ~~」

2人に感化され、共闘戦線を受け入れ始める陰陽連。

最後は陰陽の頭、土御門有盛が神威に頭を下げ、同盟は無事成立しました。

「一緒に戦わせてください!

協力の申し出謹んでお受け致します」

これにて──前代未聞の陰陽師、婆娑羅の共闘戦線が結ばれるのでした。

衝撃の事実

今話で明かされた衝撃の事実をまとめておきます。

石鏡悠斗の強さの秘密

先述したとおり、石鏡悠斗は自らを太陰の陰陽師に覚醒させていました。

辺留の素顔

まさかです‥まさかです。

以前より、辺留には何か隠された秘密があるように感じていたのですが‥

まさかの─女性でした。

それも、どこかの女サーバントと酷似した容姿。

しかも甲冑に身を包む剣士で、剣からビームのような斬撃を放つことができる。

ほぼ確定で元ネタはあの人です。

助野先生のお気に入りキャラの一人だと思われるので、今後の活躍も期待できます。

太陰の姫と戦いそう‥

小夜ちゃん‥

さらに、小夜ちゃんの髪型が‥ショートに。

多分、手術とかの関係で切らないといけなかったんでしょうけど‥可愛かったのに。

悲しい‥

ろくろ‥

そして108話の最終ページには、亜空間で陰の気の浸食に苦しめられるろくろの描写が‥。

苦しみながらも陰の気をこらえていたろくろの目の前に、女体化した悠斗が姿を現し‥今話は幕を閉じます。

というか‥今まで何で悠斗が女体化‥?と思っていたのですが‥

これもしかして、悠斗の太陰覚醒の伏線だった‥?

もしかしたら他にちゃんとした理由があるのかも‥?

訳が分からん。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

前話は悲しい展開で、正直ページをめくるたびに胸が苦しくなっていたのですが‥

今話は、激アツな展開で良かったです。正直ほっとしました~

けど、これから太陰の姫、無悪たちを相手に戦うと考えると、誰がいなくなっちゃうのか‥正直戦ってほしくないです。

というか‥次回のタイトル、「最後の宴」なんですけど!‥怖すぎ。

最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>

また次話でお会いしましょう。

次話、更新しました!

遅れてしまい申し訳ない<(_ _)>

悲しい展開で、けど激アツ展開があり‥

よく分からないテンションになりました。

天馬、神威がただ格好よく‥109話はコーデリアが大活躍します!

ご期待を!

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