どうも、非ポポタスです。
今回は、ダーウィンズゲーム第118話の感想と考察を紹介していきます。
前話は雪蘭VSカナメ。
雪蘭の勝利で決着し、士明VSシュカが行われようとしたところで終わりました。
今回はその続きからとなります。
なお、最新118話(2023/4/12)までのネタバレを含みますので、ご了承ください。
それではどうぞ!!
シュカ 圧倒
「じゃぁ終わらせるよ?」
不適な笑みと共に、シュカはワイヤー攻撃を仕掛けます。
その攻撃は、速く、有効範囲も広い。
士明は避けきれず一撃受けてしまいます。
士明が「踏み込むための隙間が物理的に存在しない‥」と評すほど。
この時点で士明のライフはあと2つ。
シュカの猛攻は終わらない。鉄球の嵐が再び士明を襲います。
「隙がないならば─作ればいいだけのことなのですよ」
まるでレインの世界関数のように、鉄球の軌道を予想した士明。
地形を巧みに移動し、シュカの隙を作ろうとします。
しかし
「予測軌道が変わった‥‥!?」
鉄球が士明の予想からズレた軌道を通り、士明は数発被弾してしまいます。
「有効!士明そこまで!」
シュカは、士明のライフを3つ削りきるのでした。
そんな士明に目もくれず、シュカは雪蘭へ襲いかかるのでした。
「次はあなただよ。ランキング1位‥!」
ククリ様との会合
試合で意識を失ったカナメは、気がつけば電車にゆられていてキョウダ達と昔の日常を過ごしていました。
そして、この時のカナメは自身がタイムループしてきたことを忘れている様子です。
一瞬違和感を覚えるものの、ゲームセンターで遊ぶ中その感覚は薄れていきます。
─なんだろう‥なにかやることがあったような‥
‥‥なんだっけ?
そんななか、カナメは小柄な少女が携帯を落としていくのを目撃します。
「おい!スマホ!忘れてんぞ!!あれ?ガキのくせに結構足速いな‥」
「おいそこの君!ゲーセンでスマホ忘れてるぞ。ほら」
子供に追いつき、声をかけると、そこには角を生やした少女、ククリ様が立っていました。
現代服姿で珍しい描写です。
「やれやれ既に、魂が呑まれかけておるな‥まったく世界枝の遡行などと無茶をしおってからに‥」
「しっかりせよ。お前がやるべき事を思い出せ、我が手助けできるのも、恐らくこれが最初で最後だぞ。」
そう言い、カナメの胸部を指さします。
「‥え?」
「思い出したか‥」
「‥ククリ陛下?」
「うむ」
「ははは‥スマホ忘れたのは俺の方か‥これが魂が呑まれるやつか」
そうして、カナメは少しの時間。
o世界線(ククリ陛下の世界線)から旅だち辿ってきた経緯を伝えました。
グリードの事。シゲオと女の子のこと。世界が崩壊したこと。
この世界に戻ってグリードの協力者と思わしき人物がいたと言うこと。
「我もグリードと直接対峙してから奴らの正体を考え続けておった。奴らが一体どこから生まれ何を目指しているのかとな‥」
「我もあのグリードがお前の世界線で自然発生するとは思えん。なんらかの人為─何者かの意図を感じざるを得ん。」
ククリ陛下が言うには、世界線の守護者がグリードと人間を見間違う事はない。
百発百中で見分けることが出来る。
故に、世界線の守護者が対峙していたあの胡散臭い教授は、グリードの関係者ではあるにせよ、グリードではない。
「いや逆に考えればグリードは世界枝そのものを謀っていると言うことか‥?だとすれば奴らの正体は─!」
ククリ様がグリードの正体に感づいた途端、カナメたちのいる世界が崩壊し始めました。
「む!?いかん時間切れか?」
「なんだこれ?」
「心配するな、お前が目覚めようとしているだけだ。」
そうして、二人の世界は崩壊しました。
別れ際、ククリ様は笑って
「忘れるな。我らはいつもお前の無事を祈っている。お前は決して一人でないぞ。」
そう告げるのでした。
宝探しゲームへ
目が覚めたカナメは、医務室にいました。
「あら、気がつきましたかー?」
そこにはカエデの姿も。カエデはカナメに試合の後の話を始めます。
「試合がどうなったのか聞かないのね?」
「だって勝ったでしょう?」
勝ちを確信していたカナメは、笑って答えます。
どうやら、雪蘭、士明VSカナメ、シュカはカナメたちの勝利で終わったようです。
シュカ曰く「楽勝だったぜぇー」とのこと。
その後合流したレインとシュカによると、投了決着で終わったようです。
雪蘭VSシュカは決着せずだったようですね。
俺がこっちに来てから、明日でもう4日だ。あと3日の猶予があると思っていたけど、俺の残り時間はもっとずっと少ないかも知れない‥
「カナメさん、どうしたの?勝ったのに浮かない顔だけど‥」
「いや、なんでもないんだ‥!さぁ帰って明日の打ち合わせをしようぜ!」
明日は宝探しゲーム当日。
リュージとスイを仲間にすることが出来るのでしょうか?
不気味な胎動
一方、シゲオは自室のベッドで横になっていました。
部屋には相変わらずネズミもいます。
「はぁ‥もう明日は月曜かぁ。学校行きたくないよなぁ‥」
まだ一人も勧誘できてないって言ったらオオサコ先輩絶対キレるよなぁ。でもこんな時に頼れる友達なんていないし‥知らない人を誘うなんて僕には絶対無理だし。
「いっそ、明日学校が無茶苦茶にぶっ壊れたらいいのに‥この際世界中だっていいけど‥」
途端、飼っているネズミが「ガタッ」と音を鳴らします。
まるでシゲオの思いに答えるように。
そこでシゲオは戯れ程度にネズミにダーウィンズゲームを始めさせようと試みます。
が、しかしネズミ自らの意志でないため、ダーウィンズゲームは起動しません。
「ひょっとして自分でおさないと駄目とかあるかな?一応試しておくか‥」
「まぁ正直期待はしてなかったけど─」
そうして、シゲオはネズミ小屋にスマホを入れ、部屋を出て行きました。
そして宝探しゲーム当日。
イヌカイ、カナメ、シュカ、レインの四人は宝探しゲームへと旅立ちました。
「それじゃ皆。手はず通りに。」
再び目を開けると、そこは以前と同じホテルの一室。リングも同じ場所にありました。
しかし、扉を開けた先にあった戦闘跡はありませんでした。
「前回はこの場所に二人分の転送痕があったはずだ、少し違いもあるって事か。誰だか知らねぇが出会い頭に殺し合わずに済んでよかったな。」
さて、リュージは前回通りか‥?
「カナメ。俺をまた仲間にするのは簡単だと思うぜ?なにせ俺の異能は嘘発見器だからな。」
ホント頼むぜ。リュージ。信じてっからな。
こうして、カナメはリュージを見つけるのでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
次回、スイとリュージの登場でしょうか?
少し不穏な雰囲気が漂うダーウィンズゲーム118話。
特に、前回と少し異なる点が気になりますね。カナメが鑑賞したことで一体どんな変化が生じたのか。
この世界線にはセイゲン(若い頃の姿)もあります。もしかしたら王は既にグリードに駆られたのかもしれません。
以前セイゲンのいた世界線では「リュージとスイの名前はなかった。」と言っています。
ここは、その世界線なのかも知れません。
恐ろしや。
最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>
また次話でお会いしましょう。
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