どうも、明けましておめでとうございます!
あと、投稿遅れてすいません!
非ポポタスです。
今回は、双星の陰陽師最新115話「魂喚」の感想と考察を紹介していきます!
なんと!新年早々、双星の陰陽師がジャンプスクエアの巻頭カラー!おめでたいです!
今話は、最強の夫婦喧嘩が完結し、次なる戦いへ移行するターム回でした。
12天将たちの配置や動きが激動する展開です。
あとモブたちがラブコメ展開を繰広げるので‥是非一度本書をお読みください!
なお、双星の陰陽師最新115話(2023/01/04発売)までのネタバレを含みますのでご注意を!
それではどうぞ!!
現在の戦闘配備
取り合えず、前話までの戦闘配備についてご説明させて頂きます。
現在居場所が分かっていないのが‥鈩。
残りは大方判明しています‥が、今話でその配置も少し変動しますので、そのおさらいです。
あやかし正面
陰陽師サイド。一般陰陽師からは、鸕宮家、斑鳩家、焔魔堂家、水度坂家の傘下たちが戦っている場所です。
12天将は雲林院憲剛、嗎新の2人。婆娑羅協定から鬼無里と辺留。
嗎新は纏神呪で陰陽師たちを援護中、雲林院憲剛はあやかしをしとめる際に消費した呪力を回復の回復に努めています。
対する無悪サイドは、大物は山門のみ。その他は戦闘機型の新型ケガレと対峙しています。
ここでは今のところ、山門VS辺留(鬼無里も?)が確定しています。
その戦いで、山門の甥立ちや辺留の関係、更なる秘密などが明らかになるかも知れません‥
あと12天将やその傘下筆頭たちとの関係が描かれる可能性も‥
なお、既に死傷者が出ているようで、医療班が配備されているよう。
医療班に寧々さん(水度坂家傘下筆頭の人)と、非戦闘員の婆娑羅たちが。
寧々さんが登場するたびに、勘九郎さんが活躍するので、期待ですね。
あやかし船尾
ここでは鸕宮天馬&斑鳩士門VS双子婆娑羅、百道、千々石が繰広げられます。
ここは、今回の戦いで戦況が激変しますのでお楽しみに。
あやかし中枢
この場所は、無悪と杠が守っています。
現状だれも到達できておらず‥恐らく最終戦ですね。
予想だと、天若清弦、土御門有盛あたりが先に衝突し、その後‥雲林院憲剛と合流した水度坂勘九郎が合流。
その後で、紅緒を取り戻したろくろたちが合流?
それか、天馬と士門が?
まぁ、いろいろ考えられそうです。
最後は、鈩の乱入もあり得そう。
なんなら‥現在行方不明の鈩が一番乗りで戦闘して言うのもあり得なくもない‥
ここは、色々可能性がありそう。
あやかし中央船底
ここはケガレの姫戦が行われた場所です。
穢れの姫との激戦を経てろくろたちは何とか、紅緒を救出することができました。
が、紅緒の心臓が止まってしまい。
そんな中、千怒と接触。今回はその続きからとなります。
あやかし船首付近
ここには土御門有盛、天若清弦、水度坂勘九郎。
そして、膳所雲雀、九十九‥それと五百蔵志鶴の6人が固まっていましたが、現在は2手に分かれ、一方は加布羅を。もう一方が無悪を目指し動き出しました‥。
無悪に対し土御門有盛、天若清弦、水度坂勘九郎の3人が。
膳所雲雀、九十九、五百蔵志鶴の3人は加布羅を目指します。
終戦後
穢れの姫との戦闘を終え紅緒を取り戻したろくろたち。
しかし、当の紅緒は呼吸をしておらず‥あせるろくろ。
そんな中、満を持して最強の婆娑羅、千怒が降り立ちました。
「紅緒は死んでおらぬ。」
ケガレとヒト
そして、舞台はあやかし正面へ。
負傷者の手当をする水度坂家の陰陽師と足羽たち夙谷の婆娑羅たち。
そこには以前山門VS天馬で犠牲になった女性の相方の姿も。
覚えていますでしょうか?爆破された女性とそれを嘆く男性を。
その男性です。
負傷したその男性に、夙谷の婆娑羅()が寄り添っています。
夙谷の婆娑羅が「治癒の札」を渡そうとするのですが、男性は山門に爆破された女性を思い出し、拒絶。
しかし、健気な夙谷の婆娑羅の姿を見て「‥‥すまん‥ありがとう」とこぼすのでした。
その時の夙谷の婆娑羅が可愛くて‥是非一度お読み頂きたいシーンです。
紅緒を助ける方法
そんな中、焔魔堂ろくろ一行が到着。
紅緒救出が成功したことに勢いづく陰陽師たち。
足羽もろくろの所に集まり、感動に再会を果たすのですが‥
どうやらそれどころじゃ無いらしく。千怒は‥
「今は時間が惜しい、どこか邪魔の入らぬ場所を用意してくれぬか」
といい、場所を移すのでした。
ちなみに、紅緒に恨みを抱いていた珠洲は‥
「穢れの王に操られていたのか何なのか知らねぇけど‥こんなもんであちきの気は晴れない。必ず何かしら責任を取らせてやる」
「今は疲れた。あと、弱って無抵抗なヤツを○す趣味もねぇ。」
とのこと。なんか、珠洲も大人になりましたね。
そして、肝心の紅緒を取り戻す方法は‥
「魂喚」。
千怒曰く、紅緒は死んだわけでは無い。
穢れの王の呪力により、肉体と精神を切り離されてしまった状態‥だそうです。
つまり、無悪と対峙したとき‥あの時かけられた術は精神と肉体を穢れの王の呪力により分断する、という術。
無悪の言う「穢れの王の呪力を媒介とする」とも繋がりますし‥
「この穢れの姫の怨念を断ち切り肉体に魂を戻さねばならん‥ヤツの執念は凄まじいからのぉ‥!」
「やけに‥詳しいな」
「女にはヒミツがたくさんあるのじゃ♡伊達に1000年以上生きておらぬわ~♡」
まぁ、何故千怒が穢れの王について詳しいのかは明かされませんでしたが‥
何かあるのは分かりました。
無悪もやけに穢れの王について詳しかったので‥
もしかしたら千怒、無悪、穢れの王の3者に何かしらの因縁があるのかも知れません。
現に、千怒の術式について無悪は知っていたようですし‥。
ケガレとヒトが歩み寄るために‥
ろくろと別れた繭良の元に、スバルの亡骸を抱えた臥蛇が現れます。
「スバルには太陰以外にもう1人弟子がいるんだよな。」
「それは‥私だけど?」
「あ、そうなの? ちょうどよかったわ。 あんたに伝えておきたくて‥スバルの最後がどんなだったのか。」
そこで、繭良はスバルと臥蛇の関係、そしてその最後を知ります。
それと臥蛇に願ったスバルの想いも。
でも、「生まれ変わるまで生きろ」なんて‥重すぎませんか?師匠。
「あとは‥スバルの亡骸をちゃんと現で葬ってやって。」
「‥い‥いいの?」
「禍野に埋められても嬉しくないでしょ‥それに‥まぁ、約束っていっても所詮ただの言葉だしな。」「大事なのは”この先自分に何が出来るのか”って‥‥言われたんだと思うから。」
臥蛇はスバルが死んだとき‥
全部物故はしてやりたいと思ったそう。そして、スバルを止めれなかったことは今もなお、後悔している。
「スバルは‥自分にしか出来ないことをやったんだよな‥?だったら俺もスバルの望んだ世界のために生きる。」
スバルの最後の言葉「ケガレでも人間を好きになれるって臥蛇が証明して?」。
スバルとの時間を思い出し、
「俺は俺にしか出来ないことのために生きるよ。」
「‥‥自分にしか‥出来ない事‥‥」
それを聞いた繭良は、まだ自分が何もしていないことを思い出します。
繭良の役目は、無茶するろくろを叱ること。
「ゴメンなさい臥蛇っ!少しだけ待ってて!?──あのっありがとうっ!」
そう言い、繭良はろくろの元へ走り、一度休んで次の戦いに備えるよう、叱りつけるのでした。
あやかし内部
ここからは12天将たちにスポットが当たります。
漸くですね。長かった。
その最初を飾るのは、土御門有盛、天若清弦、水度坂勘九郎の3人です。
戦力としては、最も危うい3人。
まともな戦力が、水度坂勘九郎しかいないです。
その3人は、無悪を探し、戦艦の最奥へ進みます‥が・
「糞面倒臭ぇ所だな~。」
「地図では無悪がいる(と思われる)地点は分かっているのに、部屋を移るたびに別の場所へ飛ばされる。これも無悪の術のせい‥?」
どうやら、無悪の術により、あやかし最奥へなかなかたどり着けないよう。
「!」
そんな中、土御門有盛の頭上にカマキリのようなケガレが出現。
「危ないッス!」
上からの突進。それを勘九郎が庇います。
押しつぶされそうになる勘九郎さん。
その間に、ケガレの顔を見つけます。そこには、まさかの鴻巣の面影が。
鴻巣について、忘れている方もいられると思うので、念のために。
夙谷婆娑羅の1人で、ガスマスクと伸縮自在の刃を操り勘九郎や憲剛を追い詰めました。
懐かしいですね。
一度倒したはずの相手に驚きを隠せない勘九郎。
勘九郎はそのまま、あやかしの壁へ追いやられてしまい‥。
というか、何故?
確かに勘九郎がとどめを刺したはずなのですが‥?
もしかしたら、他のケガレに回収されたのでしょうか?
天馬&士門
舞台は移り‥あやかし後部。尻尾付近へ。
そこでは、士門&天馬VS百道、千々石の激戦が繰広げられていました。
どうやら、百道、千々石は元々1人の婆娑羅だったようです。が、生まれ持った呪力が強大すぎて‥2人に無理矢理分裂させられたようです。
この経緯には、夙谷の特性がありました。
通例のツミノハラエでは呪力が抑えきれなかったとか。つまり、この双子婆娑羅が一番高いポテンシャルを持っているよう。
曰く「肉体を2つに分ける術式を使って漸く力を制限するに至った。2人で1つじゃねぇ。元々1つだった2人なんだ。」とのこと。
そんな2人が有する能力は、猛毒。鈩と類似の術式です。
が、鈩は猛毒のガスなのに対し‥この2人は毒の糸。
士門の分析だと、500~600メートルまで伸びる糸を、秒速24メートルで放出することができるようです。
また、一度毒の糸を放出してしまうと、約6秒のインターバルが生じるデメリットもあるようです。
ただ、触れたら負けの能力には変わりありませんが‥現状陰陽連でも最上位である2人にとって、これらの攻撃を回避するのは余裕。
超高速の毒糸を涼しい顔で避けきります。
「つうかトリ丸。てめぇいつまで様子見てるつもりだ。いい加減本気でやれ。」
「俺は俺のやり方で本気で戦っている。不満があるなら纏神呪を使って祓えばいいだろ。」
「てめぇが使えよ。先にアイツらのの相手をすると言ったのはてめぇだろうが‥」
みたいな感じで、軽口をたたき合う様子もあり‥完全に舐めプしてます。
ちなみに‥士門は朱染雀羽を呪装しているのでまぁいいとして‥天馬に関しては呪装すらしていません。生身です。
「奥の手を使えば勝てるって言うのか?だったらなんでさっさと使わねぇ!?」
「使っても祓えなかったらあとがねぇもんなあ!?」
とぶち切れる2人。
‥多分ですけど‥纏神呪使われたら割と瞬殺です。
「んん?呪力が勿体ねぇからに決まってんだろ」
「まだこの後上位婆娑羅との戦闘が控えている。極力最小限の呪力消費でここを切り抜けるのが勝利条件のひとつだ。」
そしてそこからの1コマ、士門先生の分析講座が始まります。
ここで、糸の長さや毒の効力。更にインターバルなどが明かされます。
流石、技術だけで天馬に張り合える実力者。
その分析が難しすぎて、天馬と双子婆娑羅は頭から煙を出しています。
ちなみに、天馬のすました顔での頭爆発は面白いです。
怒り狂う双子婆娑羅は辺り一面に毒糸を放射。
「逃げ場ぁねぇなら素早さは関係ねぇだろうがぁぁぁぁぁ!!!!」
逃げ場の無い毒牙が2人を襲います‥が
「もう一つ、過去に位のあった11体の婆娑羅たちに対し、お前達夙谷出身の婆娑羅には大きく足りないものがある。」
「──戦闘経験だ─」
双子婆娑羅2人の背後に朱染雀羽の刃が‥
6秒のインターバル。その隙を突き、無防備な状態。
無数の刃が双子婆娑羅を襲い‥確実にダメージを与え‥
「やれ。天馬!」
そして、2人の目的は双子婆娑羅の殲滅では無く‥‥あやかしの呪力吸収装置を破壊すること。
「脳みそ糸こんにゃく共め──俺たちが戦いながら移動していたって事も気付いてなかったか?
この位置なら呪力吸収装置を一掃できる。」
ズバアアアアアアン!!
貴赫人機の超攻撃により、呪力吸収装置を一掃したのでした。
水度坂勘九郎
次の瞬間。
あやかしの表面が盛り上がり、あやかし内部から勘九郎と鴻巣が現れます。
どうやら、あやかし内部から戦艦の尻尾付近まで吹き飛ばされてしまった模様‥
ただ、勘九郎は無傷。誇り1つついていない状態です。
「院長先生。厄介な土産を持ってきたな。」
「面目ないス。」
乱入した鴻巣にはどうやら理性が無く‥見境なしに当りを攻撃‥。
そんな中、勘九郎は状況をいち早く把握。
双子婆娑羅の呪力量や呪力吸収装置の現状など、現場から得られた情報を元に‥
「成程‥把握っス。ここは僕に任せてくださいな。」
──霜天龍驤之自在。
そして勘九郎は‥青龍の呪装・青閃龍冴を自在に操り、華麗に鴻巣を撃破。
「悪いけど一度祓った相手に‥まして心まで失ったヒトには負けないスよ。地獄でちゃんと相棒と仲直りしなさい──!」
これには、士門も目を輝かせるほど。
今のところ‥あまり目立つ活躍が無かった勘九郎さん。
婆娑羅級(元婆娑羅だけど理性が無い)瞬殺したことで評価爆上げです。
そして、勘九郎は天馬と士門に先に進むよう、無悪の所へ行くように指示。
曰く「2人をこんな所で消耗させる方が損失が大きい」とのこと。
「勝利条件は“殲滅”じゃ無いでしょ?さぁ行って!」
「手負いの婆娑羅2体。──ま分相応スね。」
水度坂勘九郎VS百道&千々石。
2体の婆娑羅相手に、水度坂勘九郎が立ちはだかるのでした。
まぁ、水度坂勘九郎は以前、禰寝と鴻巣の2人を同時に相手取っていた猛者でもあるので‥多分しばらくは大丈夫かと‥
‥アニメ版だと、憲剛さんもいたので‥呪力が回復したら参戦してくれるでしょう‥
毒の糸と憲剛さんの玄武は相性が良さそうなので‥
最終決戦
呪力吸収装置を破壊し、焔魔堂紅緒を救出して勢いづいた陰陽師サイド。
覚醒した臥蛇や、繭良、神威、珠洲と言った精鋭も参戦し余裕が生まれてきた現状。
臥蛇に関しては参戦するかは分かりませんが‥スバルのために戦うのなら‥間違いなく無悪とは敵対するでしょう。
まぁ、そんなこんなで余裕が出た陰陽サイド‥ケガレ戦艦内に、傘下筆頭の陰陽師達が潜入することになります。
無悪
そして終に‥有盛と清弦が無悪のいる部屋の前へ。
部屋の前にいるだけなのに‥2人に凄まじいプレッシャーが襲いかかります。
「有盛ぃ~。もしかしてコイツが‥」
「はい‥この先に‥‥います。」
こうして、2人は無悪の元へ向かうのでした。
正直‥この2人では‥どうにもならない‥
士門と天馬も向かっており、繭良も戦線へ復帰‥‥更に鈩も控えている現状‥ですが‥
ただ、もしかしたら‥自凝VS白虎・朱雀・貴人のオマージュが見れるかも‥
この戦いは、双星の陰陽師スピンオフ作品である、三天邪破で描かれています。
加布羅の前の、元第3位婆娑羅・自凝VS天馬、士門、清弦の戦い。時系列は、ろくろと石鏡悠斗が接触する数週間前。清弦が腕を失う数日前になります。
そして、今回の役者は、清弦、有盛、天馬に士門‥もしかしたら繭良。それと、鈩です。
対する無悪サイドは、無悪と杠。
三天邪破を再現するにはうってつけの機会です。
それに、自凝は倒される前「お主らは勝てるかな。無悪の恐怖に‥」的な事を天馬、士門、清弦にいっていたので‥
加布羅
そして、同時期。
五百蔵志鶴と膳所雲雀(九十九付き)が加布羅の元へ到達します‥。
が。
「来たぞぉぉぉ!加布羅ああぁぁ!!!」
「どうせお前は俺の顔なんざ覚えてねぇだろうが‥戦い好きなら退屈はさせねぇっ!」
「戦ろうぜ‥‥最後の勝負だ‥!!」
そう投げかける志鶴ですが‥
「あっちいってけれ。たたかうのは‥もういやになっちゃったもんで‥‥」
そこには‥覚醒した加布羅がいました。
が、その表情には雲がかかり‥目には濃い隈が浮かんでいます。
今話はここで終わりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、勘九郎が離脱し、双子婆娑羅とマッチング。天馬と士門が無悪の元へ向かう、など戦況に様々な変化がありました‥。
そして無悪戦や加布羅戦と、楽しみにしていた戦いが始まります。
凄いと思うのは‥12天将が未だ弱くない‥インフレについてきていることです。
スバルも強かったですし‥。士門も相変わらず強いです。
‥個人的には、無悪や加布羅は12天将達で撃破してほしいので‥このままの展開で!
できたらアニメの二の舞にはなってほしくない。
最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>
また次話でお会いしましょう。
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