どうも、こんにちは!
非ポポタスです。今回はダーウィンズゲーム最新話、113話の感想と考察を紹介していきます。
前回は、過去に戻ったカナメが仲間集めを始め、シュカとレインと接触。
シュカの怒りを買ってしまい‥シュカVSカナメが始まろうとしたところで終わりました。
今回はその続きから始まります。
なお、別冊チャンピオン11月号収録の最新113話までのネタバレを含みます。
ネタバレ注意でお願い致します<(_ _)>
それではどうぞ!
再戦
シュカと対峙するカナメ。
流石相方と言ったところでしょうか。
シュカの攻撃は全てカナメに読まれ、攻撃がまるで当たらない。
シュカが言うには「まるで攻撃がすり抜けるように躱される!間違いなく今まで対戦してきた中で最強の相手。」
カナメはシュカの攻撃を身体能力だけで捌き、更に攻撃も加えます。
それを無理矢理回避し、反撃‥
その攻撃はカナメの髪を掠めます。
シュカの反撃を回避したカナメは近くにある階段の方に走ります。
そこにシュカの追撃が迫りますが‥カナメには当たらず‥
カナメを追尾するのに夢中になっていたシュカは、ワイヤーを絡めてしまいます。
その一瞬の隙を突き、シュカの首を打つのでした。
朦朧となる意識の中、シュカはカナメに抱きかかえられます。
「全く、最初から上手くいかねぇな‥仲間の手助けがほしかっただけなんだが‥」
──仲間‥?この男の子‥何言っているの?
あなたになんて会った事もないし仲間になるなんて考えられないけど‥でも‥なんだか可愛い顔──
シュカはカナメに完敗するのでした。
そして、世界関数を使い後を追ってきたレインが現れます。
が、そこにカナメの姿はなく‥
壁にもたれかかるシュカの姿だけがありました。
その目は先ほどとは異なり、穏やかな雰囲気です。
「ちょっとやられちゃった‥さっきの男の子に。」
シュカがやられた、と言う事実に驚愕するレイン。
それはどうですよね。当時、無敗の女王と謳われたシュカです。
Dゲームの中でも最上位の実力を持つシュカ。当時から王を圧倒‥雪蘭に唯一対抗できたシュカです。
そんなシュカが敗れたのですから驚くのは当然。
それも異能なしのただの人間にです。
更に、シュカが言うには「手加減されてた」とのこと。
カナメさん。強すぎませんか?
そして、黙り込むシュカ。
「‥」
「どうしました?ひょっとしてどこか痛むんですか?」
「ヤバイ‥‥なんか好きになっちゃったかも‥」
「‥‥は?」
こうしてカナメは仲間集めの第一歩を踏み出すのでした。
世界線の歪み
そして、場面は至道イザヤに。
今日は朝から何度も世界線が揺らいでいる‥それも震源が近い‥。
まさか、過去へと遡及して現在の世界線が更新されている?
グリード以外の干渉者が現れたのか‥!?
カナメの干渉のせいでしょうか?
流石のイザヤにも冷や汗が滴ります。
これはカナメが来たことにより起こった新しい出来事でしょうか?
それとも、元々の世界線で起きた予定通りの出来事なのでしょうか?
考察
ここからが考察です。
ここで気になるのは、「今日は朝から」と言うワード。
イザヤの言う今日は、6/30。カナメが来たのが6/29。
恐らくですが‥これは本来の世界線で起こった出来事です。
言い方を変えると予定通りの出来事なのです。
何故そう考えるかというと、まずこの世界線でのイレギュラーはカナメが来た事だけです。それ以外はまだ、何も起きていません。
これでもし、カナメが来た事が原因で世界線が由来だとすれば‥6/29の朝に違和感を感じてもいいはずです。
しかし、実際は6/30に世界線は揺らいでいます。そしてその日はグリード襲撃の日。
つまり、今のところ世界線の揺らぎとカナメは無関係だと考えられます。
そのため、予定通りと考察できます。
ただ、次の瞬間、予定外の出来事が起こるのですが‥。
2人のセイゲンとの接触
そして、カナメは至道イザヤの会社のビルの前に現れます。
目的は、至道イザヤとの接触。
ただ、会えたらラッキーみたいな感覚だったよう。
そこに若かりし頃のセイゲンが現れます。
彼はこの世界線では既に処刑人になっているようで‥イザヤの命令で世界線の揺らぎの震源を探すよう指示を受けた帰りのよう。
‥未来のセイゲンの話だと、宝探しゲームの後で処刑人となったそうですが‥ここらへんも何か理由があるのでしょうか?
そこでセイゲンはカナメの隙のない佇まいから、ただ者ではないと考えます。しかし、Dゲームのアプリは機能はカナメに反応しません。
2人は結局接触する事なく、その場を去りました。
しかし、カナメは後ろから何者かに引き留められます。
其処には、クチナワ会の長である未来のセイゲンが居たのでした。
「あなたは私と同じ‥2回目なのではありませんか?」
2人が接触した瞬間、イザヤは先ほどとは比べものにもならないほどの世界線の激震を感じます。
「な、何だ今の揺れは‥‥!世界線が分かたれるにこそ至らないが今、世界線全体に激震が走った‥!」
‥ここについて少し考察します。
ここで押さえてほしいのは
- カナメが接触したセイゲンは一時的とはいえ世界線の守護者の力を保有した存在
- 世界線の崩壊が起きるのは世界線の守護者の力の継承時
- カナメはセイゲンとの接触後、転移の能力を得る
そして、セイゲンは残留する世界線の守護者の力を使い切り‥クチナワ会を作りました。
またセイゲンは6/30の時点では、まだ世界線の守護者の力を使い切っていないと考えられます。まぁ、8年後の未来では既に使い切っているのですが‥
そう考えると自然と、セイゲンからカナメに世界線の守護者の力が継承された、と考えるのが妥当です。
世界線の守護者の力の継承の譲渡は可能だと判明していますし。
もう一度
「カナメさんに会いに行くんだよね?」
「違います!‥違わないけどニュアンスが違います!」
夕刻18:00。
カナメはレインとシュカをとある屋上に呼び出します。
其処は、112話でレインがカナメを監視するのに使った屋上。
「まだ彼が信用できるか分からないんですよ?」
「えー、じゃあ何でレインも来たの?」
「この場所が指定されたら来ないわけにはいかないじゃないですか!このビルの屋上は私が待機していた狙撃点ですよ!つまり彼は昨日、私がここに居たことに気づいていたってことです。」
「そんなとんでもない実力者があらためて協力を求めてきたんです。無視は出来ませんよ。」
そして、屋上で再開する3人。
警戒した様子のレインにカナメは手を差し出します。
「あなたの要求は─」
「これからクランを創る。2人ともそいつに参加してくれないか?」
その提案をアッサリ承諾するシュカ。
元々はシュカからの提案で創ったサンセットレーベンズ。
それをカナメから提案する。なんとも感慨深いですね。
「1つ聞かせてください。あなたは何を求めてDゲームを始めようというのですか?」
曰く、Dゲームを知ってなお、始めるプレイヤーは
- お金目当ての俗物
- 異能に憧れた子供
の2種類とのこと。
「‥最初はさ、巻き込まれたんだよ。ダチからいきなりDゲームのヘルプコールが届いてさ‥」
「だからずっと辞めたかった。こんな命がけのクソゲーなんてウンザリだった。それから色々あって‥‥本当に色々あって‥それでようやくDゲームを辞められたんだけど。ダチも帰る場所もみんな失くしちまった。」
「誰も頼んでないのにこんなクソゲーにいきなり放り込まれてさ、大事な物をいっぱい失くして。でも──仲間だけは残った。」
「だからもう一度やってやろうって気になるんだろうな。こんなクソゲーをさ、今度こそ完璧にクリアしてやるぞってさ。」
もう一度‥?
その言葉に困惑する2人。
其処にキョウダからのヘルプコールが届きます。
「それじゃ、ちょっと行ってくるぜ。お2人さん。あ、そうそう。そのクランだけどさ、名前だけはもう決まってるんだ。多分2人も気に入ってくれると思うんだけど‥‥」
「クラン名‥それってどんな?」
「サンセットレーベンズ」
クラン名を伝えたその瞬間、カナメの身体を転移光が包み込みます。
救う
舞台は変わり、バンダから逃げるキョウダに。
どこまでも追ってくるバンダに行き止まりまで追い詰められるキョウダ。
絶体絶命の窮地に追い詰められ、残った術はヘルプコールのみ。
最後の最後で、悪あがきにカナメに助けを求めます。
「頼む頼む頼む‥!早く来てくれ‥!じゃねぇとアイツが──」
迫り来るバンダ。
初見じゃまず攻略できない、透明化。
キョウダに忍びより、刃物を突き立てようとします。
ここで元の世界線だと、カナメはそのメールに気がつかず‥キョウダは○されてしまいます。
しかし、この世界線ではバンダの刃はキョウダを切り裂くことはありませんでした。
いきなり転移で現れたカナメはバンダを蹴り飛ばし登場。
「か‥カナメ‥‥!」
「よ!キョウダ!久しぶり!」
キョウダの窮地に駆けつけたところで今話は終わりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はダーウィンズゲーム第113話の感想と考察でした。
やはり、カナメは立ち回りが上手いですね。
セイゲンとの接触や、シュカ、レインを取り入れるのも上手かったです。
ここからは、伏線や意味深描写の回収となると思われるので、個人的に回収されてほしいことをまとめておきます。
- 若かりし頃のセイゲンの安否
- 宝探しゲームに参戦したいのりんの詳細
- ギョクトサクジがクリアした大小4回のイベントの詳細
- 雪蘭の受けた依頼と異能
- ククリ様の世界線との交流
- 謎の第10位プレイヤーマッドハッター(13巻で少し登場した人)
くらいでしょうか?他にもまだたくさんあると思いますが‥個人的に気になるのはこれくらいかな。
あと、宝探しゲームをやり直すなら‥花屋のヒイラギイチロウは生き残ってほしいです。
最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>
また次話でお会いしましょう。
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