非ポポタスの集い(*^_^*)

双星の陰陽師 第106話 「まん中くらいが丁度いい」 感想と考察

どうも、こんにちは!!非ポポタスです。

前話読んでくださった方は、お久しぶりです。

今回は双星の陰陽師、最新第106話「まん中くらいが丁度いい」の感想と考察をしていきます。

なんと、今回は106話、107話の2話同時公開になっているので、107話の方も良ければ読んでいってください!

前回は、紅緒が悠斗の肉体を破壊。辺留が裏切りを見せた場面で終わりました。

あ、非常に厚かましくて申し訳ないのですが前話、105話の感想と考察のリンクを貼っておきます。

もし読んでくださるという方が居たら‥是非!!

今回はその続きからとなります。恐らく辺留の真意や正体、無悪たち婆娑羅の今後が明らかとなると思われるので、お楽しみに!!

長きにわたり君臨してきた最強の婆娑羅、無悪。

一度は特異点で敗れ、しかし謎の復活を遂げました。

‥未だその理由は明かされていません。今話にてその片鱗でも描かれたらな‥と思っております。

なお、双星の陰陽師の最新話までのネタバレを含みますのでご注意を!!

それでは、どうぞ!!!

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辺留と紅緒

前話で裏切りを見せた辺留。106話の冒頭は、その理由について描かれました。

その理由は、紅緒に諭されたから。

随分前のシーンに遡ります。辺留が紅緒におはぎなどを持っていったシーンがあったのを覚えているでしょうか?

その時の、おはぎを食べる紅緒の顔に疑念を覚えた辺留は「何故そんな表情でいられる?」と問いかけます。

そして紅緒と話すことで、紅緒の理想「人とケガレが共存できる世界を創る」に共感し、紅緒に協力することを決めたのでした。

以前から、辺留の存在は気がかりだったのですが‥

‥どうやら、辺留の正体が‥?とかではなかったですね。単純に辺留が賢いというか聡いというか‥?

てっきり、陰陽師とケガレの秘密を知る存在‥的な人かと思っていたのですが。

まぁ、何はともあれ現で天馬、士門の最強コンビを抑えた婆娑羅、辺留。

心強い助っ人です。

ちなみに、一瞬明らかになった素顔は美青年のような顔立ちに見えました!

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戦闘開始

そして、辺留と紅緒は共闘

紅緒は無悪と杠。辺留は残りの婆娑羅を迎え撃つ構図。

辺留は他の婆娑羅に

「双星の陰陽師はまん中だ。人とケガレの両方の立場に立てる存在。双方の痛みを理解できる者にこそ 力を託すべきだ。」     と諭し3人の婆娑羅の行く手を阻みます。

双子の婆娑羅にはその声は届いていなかったようですが、山門にはどこか思うところがあるようで‥

そして同時刻、紅緒VS杠、無悪が開幕します。

襲いかかる紅緒を杠が迎え撃つ構図で始まります。

無悪が術を発動するための時間稼ぎに徹する杠。太陰の力を持つ紅緒に意外に上手く立ち回ります。

杠の有する能力は2つ。超高性能の索敵と少し先の未来を見る、未来視の能力です。

これにより杠は今まで戦闘を回避し、逃げ生き延びてきたそうです。

‥確かに逃げ専最強の能力ですね。

そして少し先の未来を見る能力を駆使し、善戦。紅緒の攻撃を紙一重で回避し時間を稼ぎます。

しかし根本の実力差は歴然で、太陰の運動能力に追いつけずわずか数分でボロボロになってしまいます。一方、紅緒はほぼノーダメージ。

そんな中、無悪の術式が完成し状況が一変。紅緒の身体を黒い正気が包み込みます。

この術の名前は「無量威徳自在光明甘露門」

穢れの王の力を源に発動する術式で、紅緒の精神世界へ侵食する効力を持つと推測。

(107話にて‥負の感情を増幅させる術と判明しました)

これにより、紅緒は精神世界(幻術)に落とされてしまい‥戦況は一変。

そこには黒い正気を纏うもう一人の太陰‥

無悪の術により強制され、逃げ場のない紅緒。

以前のろくろ同様、穢れの姫(太陰の御霊?)との精神世界での鬼ごっこが始まりました。

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無悪と行動を共にする婆娑羅で、謎に包まれてきた存在です。

そんな彼女の秘密の一端が明らかになったので紹介していきます。

理由

無悪に付き従い戦う理由は自分が生きていいという許可がほしいとのこと。

その過程で無悪に利用されていたとしても、別に構わない

「自由も解放も‥考えることも決めることも‥何をやっても上手くいかないならはじめから何もいらない。

でも、理由無く○されるのには嫌だから‥‥命令されて何かのために○ぬなら私はそれでいい‥」

これは杠と紅緒の会話の一部、紅緒の「生きるのに許可なんていらない、自分の意志で生きていい」への返答です。

曰く「意志なんていらないそんなのいらない」とのこと。

要するに、生きる意味を他人に委ねている感じですかね?まぁ、今話で杠が無悪に特別な何かを抱いているわけではなく、肯定してくれる人がほしいだけなことが分かりました。

多分、あの感じだと無悪じゃなくてもいい気がします。

ただ、無悪の「小生にも理由がある」という特異点での台詞も考えると、存外無悪は杠を利用しているわけではない気がします。もしかしたら無悪の方が杠に依存していたり‥。

また、特異点後、無悪の首を持ち帰ったのは杠なので、無悪復活の謎も気になります。

そこら辺が今後明かされると思うので、楽しみです。

呪装と能力

杠の呪装は、沙邏死眼しゃらしげん。少し先の未来を見る、未来視の能力を有する呪装です。

この呪装を纏った状態なら相手の行動を完全予知することが可能で、杠に攻撃を当てることはほぼ不可能。

逃げ専最強の能力です。

また超高性能の索敵を行うことが出来、これにより陰陽連の行動を把握していました。

ただ強い呪力に当てられるとダメージを受ける代償もあり、以前天馬の牽制に被弾しています。

以上が杠の新情報です。ちなみに、私は杠と無悪のやり取りが結構好きです笑。

ろくろ一行

足羽の赤ちゃん

足羽との別れ際、ろくろは足羽のお腹に手を当て陽の呪力を流し込みます。

曰く「足羽の身体は陽の呪力が少しあるのが当たり前になっていた、赤ちゃんも陽の呪力を欲していた」とのこと。

ろくろが幼い頃、足羽はろくろの世話をしていた。その過程で、体内に陽の呪力がある事がデフォルトになっていた、とのこと。

どうやら陽と陰の呪力は極端に振り切らない限りは、支え合えるようです。つまり、共存が可能と言うこと。これは今後、凄く大切になる情報だと思われます。

足羽の赤ちゃんが無事に生まれることを祈り、ろくろたちは再び紅緒を追いかけるのでした。

というか‥それってもうnearly巫女じゃん笑。

足羽の子供がどうなるのか‥楽しみです。

辺留

深淵の地にたどり着いたろくろたち一行は、辺留と遭遇します。

ただ、ボロボロのその様子から、無悪たちに惨敗した模様

自慢の鎧はひび割れており、かなり深刻な様子。

彼は深淵の地の眼前に力なく横たわっていました

やはり、紅緒が敗北してしったら‥あの面々相手に厳しいですよね。

辺留は簡単に状況を伝え、そろくろに先を急ぐように伝えました。

‥無悪含め、5体の婆娑羅から逃げ切ったとしたら‥辺留相当強いんじゃ‥

御霊との綱引き

太陽の精神を太陽の御霊と呼んだため、今回は太陰の精神を、太陰の御霊と呼びます。

無悪曰く「紅緒が太陽の力を制御できていたのはかつて人間であった頃の思い出や愛と言った陽の精神のおかげ」とのこと。

その陽の精神をぬいぐるみに具現化した世界で、紅緒と太陰の御霊?との鬼ごっこは始まりました。

これは、ろくろが太陽の御霊と肉体の制御権を賭けていた時に描かれていたものとほぼ同様のものと思われます。

ただ先述したように、ろくろには悠斗がいました。

しかし今回、紅緒には誰もいません。

数多あったぬいぐるみ陽の精神は殆ど破壊され、ついに最後の1つも破されてしまいました。

これにより、無悪の術式が発動完了。紅緒は太陰の御霊に敗北

ろくろ乱入

紅緒は幻術世界の中で、太陰の御霊なる存在に追い詰められてしまった紅緒。

ギリギリのところでつなぎ止めていた理性は、おびえる幼いころの自分を思い出し崩壊。

すべてのぬいぐるみ陽の精神を破壊された紅緒は‥

「私‥もう‥助け‥ろく‥ろ」

‥ついに懇願の声を上げてしまいます。

その目には、悲痛のあまり、涙が浮かんでいて‥

その声と同時刻。紅緒たちのいる禍野の階層。

その壁がぶち破られ、轟音が響きわたり‥

深淵の地に、ろくろが乱入してくるのでした。

次話、念願のバトル‥無悪VSろくろ‥開幕です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は双星の陰陽師、第106話「まん中くらいが丁度いい」の感想と考察でした。

‥いや、タイトルとストーリーのギャップよ。ヤバすぎる。

あと‥紅緒がかわいそう。

紅緒が助けを求めるシーンには‥不覚にも‥涙が。

あ‥

今回は2話連続公開なので‥

お時間ある方は是非読んでいってください<(_ _)>

ちなみに‥107話は106話以上の衝撃と‥双星の陰陽師史上最大の戦い‥そして悲し結末が待っています。

まぁ、このままハッピーエンドで終わるはずがないのは皆さんもわかっているはずですが‥

107話の内容には思わず涙腺が‥目元がツーンってしました。

それくらい衝撃的なお話でしたので‥

最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>

また、次話でお会いしましょう。

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