非ポポタスの集い(*^_^*)

ダーウィンズゲーム 第116話 感想と考察

どうも、こんにちは!

非ポポタスです。今回はダーウィンズゲーム最新116話の感想と考察をしていこうと思います。

なお、別冊少年チャンピオン2月号(2023/01/12発売)掲載のダーウィンズゲーム最新話までのネタバレを含みますのでご注意下さい!

前回は、至道イザヤに接触すすために奇策を披露。

第1位雪蘭と戦闘することになります。

今回は雪蘭&士明老師VSカナメ&シュカのタッグマッチが実現します。

それではどうぞ!!

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あらすじ

考察の前に、今回の話の大まかな流れを

といった展開となっています。なお、イエイリが前の世界線では「カナメには興味が無い」と言っていたので。最後の展開には凄く驚きました。

それでは、詳しい説明と解説、考察に入ります。

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未来の話─1

「ううん、大事な話だよ。私たちはまた、仲間になる。」

以前、シュカが言っていたとおり‥カナメとシュカ、レインは無事にクランを作ることに。

ただ、ランク的にまだクランを作ることが出来ないカナメはレインにクランのを作って貰う様にお願いします。

「どう考えても私が一番弱いんですが‥」

「構わないさ‥つーか、レインって結構リーダーに向いていると思うぜ。」

「まぁ、私はどうでもいいかな。カナメさんがクランを上げるまでの繋ぎみたいなもんでしょ?」

と言うことで、繋ぎという名目で引き受けることに。

ただ、名目上とはいえリーダーはレイン。意図してか測らずか‥いずれこの世界線からは消える運命にあるカナメは、その後のクランのためにレインをリーダーにするつもりなのかも知れません。

この一瞬の会話ですが‥若干引っかかりました。

当初‥シュカは「クランはカナメが作って?」と駄々をこねていたのを覚えていますか?

時間軸で言えば、それとほぼ同時刻な筈ですが‥この世界線のシュカは案外物わかりがいい。

あまり関係ないかもですが‥違和感です。

「しかし、クランの初陣の相手がランキング1位とは‥いきなり前途多難ですね。」

と呟くレインを横目に、愛想笑いのカナメ。

思えば‥1回目の世界線でもクランの初陣は雪蘭と士明の2人。

カナメとイヌカイが連れ去られたのが始まりでしたね。

ここで、レインから情報共有を提案される事に。

「情報共有?」

「カナメさん。あなたは何者なんですか?これだけはどうしても聞いておかない開ければなりません。」

「‥」

「‥‥そうだな。確かに話さない訳にはいかないな。今から俺が話すことは誓って本当のことだ。とても信じられないかもしれないが‥」

「それはカナメさんが未来から来たと言うことですか?」

あまりにも予想外の展開に驚きを隠せないカナメ。

訳の分からないシュカを余所に、2人は真剣に向き合います。

どうして?と問うカナメ。

ただ、前話から割とぼろを出していたカナメさんですので‥あまり驚きもしないのですが‥

レイン曰く「他の可能性を潰していくと残る可能性がそれしかないと思う」とのこと。

「そうだ

俺は5年後の未来から来た。お前らとクランを創るのは俺にとって二度目だ。」

「単純な興味よ。」

舞台は変わり、一瞬だけ雪蘭と士明へ。

カナメの試合を受けた事に、何より高校生がDゲームを始めて数日でランカーのシュカと組み、ダンジョウ拳闘倶楽部を巻き込んで試合を申し込んだカナメへ驚きます。

更に‥身内しかしらな士明の話も‥。

「もしやするとご同業かもしれん、お前も興味が出てきただろう?」

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未来の話─2

未来での出来事を事細かく説明したカナメ。

レインが未来の出来事を信じたことには驚きました‥案外すんなり受け入れられたようで、安心するカナメ。

早速クランを創って試合に向けた作戦会議に移ろうとしますが‥

「ちょっと待って。私まだ聞きたいことがあるんだけど」

「え?」

「うん、あのね‥そのね‥?その未来でね‥?」

「うん‥‥?」

「私とカナメさんがどういう関係だったか知りたいんだけど‥?」

と、詰め寄るシュカ。と。仏のような顔でたじろぐカナメさん。

「え‥?それ、言わなきゃダメ?」

結局、付き合っていた事を告げ‥

「お二人とも。そろそろ本題に入りませんか?」

安定のレインに止められ‥舞台はダンジョウ拳闘倶楽部の格闘技場へと移るのでした。

接死の狐とその腹心

そうして、始まった雪蘭&士明VSカナメ&シュカ。

格闘技おなじみのナレーションと共に、開戦となります。

カナメだけ説明するネタが無かったようで‥「謎の美少年」と騙られることに。

ルールはノーガンルール。

ダンジョウ拳闘倶楽部独自のルールであり、簡単に言うと殺傷は禁止。

ちなみに、観客はDゲームのポイントをかけることが出来るようで‥ポイントを使用した賭博。

これはダンジョウがイベントを勝ち抜き得た特権でしたね。

今回の試合は、3回攻撃を受けたプレイヤーはその時点で失格となります。

死線を越えて

レインの見立てでは、カナメたちの勝率は五分ごぶ

勝っても負けてもおかしくないといったところ。

二人と直に対峙したカナメは‥改めて二人の強さを悟ります。

曰く「迫力半端ねぇな‥!初めてだったら間違いなく飲まれていた。」

そして、カナメは‥二人から湯気のようなオーラを感じます。

雪蘭と士明。老化もあるかもですが‥雪蘭の方がオーラ量は多いよう

対する雪蘭。彼女もカナメの洗礼されたオーラを見て、心躍らせます。

‥以前、盲目の方のセイゲンがカナメのオーラを見て‥

覚者」と評していたのを覚えていますか?

ククリ様の世界戦で、カナメは異能を覚醒させています。

てっきり‥このオーラは異能の練度や強さだと感じていたのですが‥

このオーラに関しては今のところ2つの可能性があります。

個人的には‥一度世界線の守護者になったセイゲンが語る通り‥異能の練度だと考えています。

「始メッ!!」

ダンジョウのかけ声と同時‥カナメとシュカの二人にあるはずもない刃が突き刺さります。

見えるはずもない刃。威圧感の類いと語られるそれが二人を貫いたと同時‥

カナメとシュカはその場から消えます。

そして、シュカが雪蘭に鎖を命中。

一方、被弾した雪蘭に気を取られた士明はカナメにより‥不意を突かれ‥

しかし、カナメの初撃を士明は回避。

だが、バランスを崩した士明にスタンガンを蹴りつけ‥木刀による一撃を喰らわせます。

「有効─!!」

レフリーの声が響くのでした。

作戦

カナメの作戦は至って単純。

速攻で一人を失格にして‥2体1の構図を作り出すこと。

そのためには、なるべく早い段階で雪蘭か士明のどちらかに有効打撃を3回当てなければなりません。

「初動が鍵だと思う。ダンジョウ拳闘倶楽部のタッグマッチは交代制じゃなくて‥2対2で同時に戦うんだ。だから一人落とせばそこからは2体1だ。」

ですが、そこまで持って行くには相手の異能を分かっておく必要ががります‥

ですがカナメは雪蘭と士明の異能は分からないよう。

「あの二人は秘密主義だったからな。だけど見当はついている。何せ俺はあの二人の直弟子だったんだぜ。」

カナメの推測では

「あの二人の異能は時間が経てば立つほど強力になる。」

異能のようです‥詳細は明かされませんでした。

というか‥士明さん。プレイヤーだったんですね

そこで1つ。驚きました。

劣勢

開始早々‥攻撃を当てられた二人。

「なるほど‥これは少々認識を改めねばならんな?」

「はい、お嬢様。」

「あの二人‥力を見せるのに値する。」

結構有利に進んでいるように見える戦況で‥カナメは。

(初撃を凌がれた‥‥完全に不意打ちだっだのに‥‥こうなると段々雪蘭達の異能が効いてくる‥‥!)

本気になり、臨戦態勢になった二人。

「あの小娘の初撃‥見えなかったぞ‥まぁタネは割れたがな‥」

「なるほど‥少年の方も手強く感じました。それになにやら同門の気配があるような‥‥」

「なるほど‥では相手を代わるか。カナメも味見してみたい。」

「心得ました。」

「シュカ!予定通りに!」

カナメたちは、案外劣勢になりつつあるようで‥

きつくなりそうな予感。

シュカに抱きかかえられ、遠距離戦に移行するのでした。

個人的には、次話で二人の能力が明らかになり‥

士明が脱落。最終的に2体1で戦い─雪蘭に敗北or引き分け

みたいな展開を予想しています。

解析者と誘う者

一方、PCで様子をうかがう至道イザヤはカナメを見て絶賛します。

まず、目を付けたのはその身体能力の高さ。

次に‥異能の練度。

Dゲームを始めて2日。超短期間なのにも関わらず‥完全に異能を使い熟しています。

更に‥新種の異能。

イザヤの推測では「情報次元から情報を引き出し‥実体化させる能力」

カナメは以前「構造を理解しているものは生み出せる。」といっていました。だとすれば、銃を生成できることや刀の生成は説明がつきません。

何故なら‥銃の構造は思っているよりも複雑です。

また、刀は単に鋭い鉄では無く‥鉄の形状や分子構造などにより複雑で繊細‥事細かでとても高校生が理解できる内容ではありません。

イザヤは「どう考えても人間の脳が処理できる情報量ではない」と評しています。

イザヤが言うには‥カナメは情報次元という巨大なネットワークのアクセス権を持っているよう。そこから情報を引き出し‥そのレシピに基づき物質を実体化させている。

つまり、インターネットでレシピを検索して、能力により創らせている。

「情報次元への限定アクセスと物理次元への実体化の複合異能か‥まさに破格の異能だぞ」

「やはり今からでも枠を開けてでもイベントに参加させる必要があるな‥異能の傾向としても王の資質を感じる

イザヤはカナメの異能に驚愕するのでした。

「こんばんは‥至道君。」

そんな中、前回グリードを保護していた裏切り者。シロガネ教授が姿を表します。

「いえ、今はイエイリ先生とお呼びした方が良かったですかね?」

と笑うと、その身分は捨てたと笑うイエイリ。

ならすぐに新しい身分を用意するというイザヤに

「いえ、結構。しばらくは異能の研究に専念したいと思います。ゲームを広げるお手伝いが出来ないのは申し訳ないのですが」

「構いませんとも。そもそもここまでダーウィンズゲームに尽力してくださっただけでもありがたい話なんですから。」

どうやら、二人は協力者だったようで‥随分と良好な関係を気付いているよう。

「あぁ、そういえば‥異能の研究にぴったりのサンプルが丁度さっき見つかりましたよ。」

そうして、カナメを知ったクロガネ教授。

「教授が潜入していた高校の生徒ですね。ということはこれは先生の仕込みですか?」

「いえ‥‥ですが大変興味深いですね。」

スドウカナメ君‥‥ですか‥

不気味に笑うクロガネ教授。

もしかしたら、カナメは厄介な人物に目を付けられたのかも知れません。

神話級の異能

ここで更に気になるのは‥異能の傾向と王の資質について。

王候補の持つ異能はどれも、物理現象を書き換えるもの。

いのりんの曖昧猫姫チェシャキャットは物質の透過──王級

龍の虚無の王ヴォイドウォーカーは物質の瞬間移動──王級

サクジの真なる奈落タルタロスは物質の抹消──神話級

カナメの火神槌ヒノカクツチは情報次元への限定アクセス+物質の精製──神話級

この4人の共通点は1つ。

4人とも物質次元へのアクセス権を持つこと。

気になるのは、神話級と王級の差。

カナメが2つの次元へのアクセス権から神話級になるとすれば‥サクジの真なる奈落タルタロスはもしかしたら2つの次元へのアクセス権を持つのかも知れません。

あとは‥気になるのは精神世界との対話です。

これは、能力の元になった人物なのでしょうか?

それとも‥カナメのただの妄想?

ここら辺も、明らかになると助かります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

雪蘭と士明の異能‥結局なんなのでしょうか?

まぁ、そこら辺を考察するのが役目と言えばおしまいなのですが‥今回ばっかりは流石に推測が難しい。

「時間が経てば立つほど厄介な異能」どんな異能なのでしょうか?

アチャモの特性である‥神速‥みたいなものなの?

分かるわけがない。下手すれば、毒ガスとか‥?

普通に弱いけど、時間が経つにつれて能力が上がる系統はあり得そうですね。

最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>

また次話でお会いしましょう。

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