どうも、こんにちは!非ポポタスです。
今回はダーウィンズゲーム第109話の感想と考察を紹介していきます。
前回は、シゲオが世界線を破壊したところで終わりました。
そして、今までの謎‥オボロの役割や世界線の秘密。
レインと至道イザヤのやり取りなど‥様々な有力情報が公開された重要な話でしたのでもし良ければ前話の考察も見ていってください。
今回は恐らく単行本27巻に載る内容となります。
最新109話までのネタバレを含みますので、ご注意を。
それではどうぞ!!
くり抜かれた空間
世界中をくり抜きだした‥黒い立体。
それはまるで、世界の崩壊の時。
その様子を見た面々はこれからの事を考えます。
そして、オージ曰く「以前、見たグリードの倉庫と同じ」とのこと。
この描写は単行本25巻、99話に掲載されています。
今回、この崩壊はシゲオがこの世界線をリセットさせようとして生じました。
それと同等の立体が世界線の歪みに発生していたとしたら‥
つまり、グリードは部分的とはいえ時間軸を操れると言うことかも知れません。
まぁ、未来にのみ存在する可能性ですから‥正直なんでもありなのかもです。
話が脱線しました。
世界の崩壊に直面して泣き崩れるセイゲン。
そこに、カナメが叱咤。
再び立ち上がるよう、鼓舞します。
「レイン、あのキューブの正体がわかるか?もしアレに飲み込まれたらどうなる!?」
「分かりません‥あのエリアはもう、この世界じゃないんです。」
「あそこにはもう何も存在しない!つまり○ですらない本当の虚無です!」
しかし、止める方法が分からないというレイン。
それもそうです、彼女はGMから力を引き継いだ直後。
世界線への理解度的に言えば‥カナメたちより少し知っている程度です。
分かるはずもありません。
そして、それを誰も責めません。
これがサンセットレーベンズのいいところなのかもですね。
「あなら、時間を稼ぎましょう。皆が考える時間を皆で考えれば何か1つぐらい思いつくでしょ。」
対策を思いつかない一行に、シュカは笑いながら告げます。
要は、対策を考えるための時間稼ぎの方法を考えようと言うことです。
現状、本当に何も出来ないので、先ずは時間稼ぎからですね。
ここ、普段レインを毛嫌いしているシュカがレインを思いやるシーン。
ホワホワしました。
戦闘開始
取りあえず、外に出てグリードを撃破し時間を稼ぐことに。
そこで、カナメが1つの案を思いつきます。
「何も出来ないなら、ククリ様の世界線に逃げちまうって手もあるぜ。」
つまり、この世界を諦めて‥龍たちみたく別世界で生き延びようという物です。
「私の今の力で別世界への転移出来そうなのは自分自身だけです。」
そういい、レインは自分だけ生き残るのはなしだと言い放ちます。
ここで、カナメが「逃げ専じゃなかったっけ?」とイジり、「今の私はサンセットレーベンズのレイン」と言い返すのがめっちゃ好きでした。
話し合いながらグリードを掃討し時間を稼ぐ一行の前に、突然黒い球体が出現。
襲いかかるグリードのうち数体が飲み込まれ、身体の部位の一部がくり抜かれたように消失します。
スイ曰く、「昔ゲームで見たダークゾーンみたい」とのこと。
この黒いキューブ。
一瞬の転移音と共に出現するので厄介。
「闇の空間どころじゃありませんよ。あそこには空間そのものがありません。触れれば無事じゃ済みませんよ。」
一行は黒いキューブに警戒しながらグリードと対峙。
世界の崩壊を阻止する方法を考える時間を稼ぐため、奮闘します。
空中で先行するシュカ。
ワイヤーを用い、グリードたちを一掃します。
そして、黒い球体も回避。
「シュカさん。ダークゾーンだっていつ出現するか分からないんですよ!?」
「うーん、多分大丈夫。私にもなんか分かってきたから。」
ここ、気になるポイントです。
出現に何か法則でもあるのでしょうか?
それとも、シュカが特別だから何か分かるのでしょうか?
答えは後者。
シュカは別世界へ飛んでいた経験があります。そこでククリと共に魂だけの存在でエミュレーターに攻撃を仕掛けたことがあります。
恐らく、これが理由で感知できているのでしょう。
時空の正体
グリードを掃討しながら、カナメたちは作戦を考えます。
そこで1つ、策が。
「シゲオがループを起こしたのなら、そのシゲオを追って転移をすることは出来ないのか?」
しかし、レインの答えはNo。
理由はそもそもシゲオ本体が転移したわけではないからだそう。
これはどういう事かというと‥
イメージはたくさんの分岐とエンディングのあるゲーム。
いくつもの選択肢を選んで、ハッピーエンドを目指すゲームです。
そして、そのハッピーエンドがグリードの存在する未来。
グリードは過去に干渉し、グリードの存在する未来へ誘導する。
そして、失敗したら時間を巻き戻しリセットする。
凄くシンプルです。
そして、ここで24巻、96話の台詞。
「また失敗?」
「大丈夫、最初からやり直せばいいよ。」
に繋がります。凄すぎて逆に分からない伏線ですね。
つまり、セイゲンがいた世界線は‥一見別の世界線のように思えますが‥
ループを起こしリセットされる前の世界線と言うことになります。
‥いや‥伏線エグすぎw。
対策
グリードは未来に存在する可能性そのもの。
そんな物を駆除するすべは‥ほぼなし。
ここでカナメが
「もしかして‥過去に干渉するために既にグリードが送り込まれている?ならそれを追ってそのグリードを○せば‥!」
しかし、レインはそれを否定。
そもそも、レインの現在の力では、過去に転移するのが困難とのこと。
更に、そのグリードを駆除したところで、また別個体が送り込まれるだけ。
「未来にのみ存在するグリードに対処するには‥過去においてグリードへと繋がる可能性そのものを排除するしかない‥」
「ですが‥その可能性というのが分からない。」
ここで今話は終わりです。
次話、過去に繋がる可能性が明らかになると思われます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
難しくてよく分からなかったグリード編。
それがようやく分かってきました。
要するに、グリードの存在する可能性を潰して回らなければならないということです。
まぁ、恐らくヒョンな事がきっかけで始まった物語だと思うので‥その最初を消せばいいと言うことでしょうか?
あと、渋谷の12人事件の犯人はグリードというのも明らかになっているので‥そこら辺も明かされるとありがたいですね。
最後まで読んでくださった方、記事を見てくださった方に感謝を<(_ _)>
また次話でお会いしましょう。